トマス・ド・クインシー著作集〈2〉
トマス・ド・クインシー著作集〈2〉 / 感想・レビュー
春ドーナツ
熱血「フランス革命史」を著したミシュレが「ロンドンにはソースが一種類しかない」と「同国史」で揶揄すると、すかさずクインシーは「確認したところ二十五種類のソースがある。ちなみにスコットランドでは鱈をソースなしで食べるがね」と切り返す。愉快だなあ。*カントの私生活に関するテキストを翻訳紹介している。昔々「純粋理性批判」を一読したので(非ー理解した)人となりは気になっていた。モンテーニュのような静かな暮らしかな。案に相違せず、穏やかな様子であった。近所に散歩に出かけると、群衆が集うけれど。スーパースターだった。
2018/12/11
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