幻想文学大事典
幻想文学大事典 / 感想・レビュー
サイレン
年の所為か小説を読む気力がなくなってきて、一寸した暇に少しづつ読める本はないかと事典に手を出してみた。手持ちの事典類の中からこの本を選んだのは正解。コラムも充実していて読んで面白い事典。但しタイトルに偽りあり。原題を直訳すると“恐怖と怪奇の事典”。内容はホラーに特化していて幻想文学全般を扱っている訳ではない。項目は怪奇作家から映画、映画監督、俳優、画家、それに編者が音楽評論家でもあるので作曲家にも結構なページ数を割いている。私自身映画も音楽も大好きなので、それも含めて非常に面白かった。
2017/06/20
感想・レビューをもっと見る