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あの道この道

あの道この道

あの道この道

作家
吉屋信子
出版社
国書刊行会
発売日
2000-03-01
ISBN
9784336042491
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あの道この道 / 感想・レビュー

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nonicchi

赤染晶子エッセイ「じゃむパンの日」に、古本屋である少女雑誌を見つけ、取り違えられた千鶴子お嬢様のその後が気になって仕方がない、と岸本佐知子さんとの往復書簡で語ってらして、感想欄に「それは吉屋信子さんの『あの道この道』です。赤染さんにお教えしたかった」とのコメントがあり、早速、読んでみることに。初出は1939年で、意地悪な人も最後は改心して善き人になったり、苦労が報われたり。如何にもあの頃の少女向けの物語でしたが、たまには心洗われる物語も良きかな、と思いました。コメントして下さった方、ありがとうございます。

2023/01/14

greco

近代文学史などで存在は知っていたが読む機会がなかった作家。やっと読めた。少女小説。夢があってロマンチックで忍耐や愛があって貧乏人と金持ちがいて劇的な運命があって、最初から最後までそういう世界にどっぷり浸かれる。たまにはいいなあこういう作品。

2016/12/02

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