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美少年日本史

美少年日本史

美少年日本史

作家
須永朝彦
出版社
国書刊行会
発売日
2002-02-22
ISBN
9784336043986
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美少年日本史 / 感想・レビュー

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Chicken Book

日本の歴史の中で「美少年」とされてきた人たちについてたくさん書かれた本。歴史・文化における「美少年」の位置づけとか現代とのつながりみたいな所にはあまり言及してなくて、思ってたのとちょっと違った。寺・武家・歌舞伎と美少年に関する話題は面白かった。

2021/11/03

YumiMori

神話のころから脈々と続く『美少年』の存在感。美少女とは まったく違う生き物感。ベニスに死すとは全く異なるニッポンの美少年よ…❤︎

2019/01/07

ちあきほ

日本の美少年のあれこれ。美しいものは何時でも何処でも政治の中心にあるもの、権力とは美も手にする事であるから。また美を持って生まれつけばチャンスもあったのかも。争いの元にもなるし、結局もつれてしまう、それでも美少年を愛でずにはいられない。大人になりきらない時分の美は、ある。男女なく、ある。でも美少年のが大きいかなぁとも思えて、なにより衆道男色陰間に動悸が…なぜこんなにも?

2013/06/25

むっくり

記紀からジャニーズ(wまで文学・歴史・芸能と多岐に及んだ分野から日本の美少年・男色史をまとめた本。専門書ではないですが適度な固さです。割かれている部分は戦国~江戸時代(衆道)が多いです。所謂お家騒動にも衆道のもつれが関係しているものがあり、遡って戦国時代の武士、院政期の院や貴族…といやはや主従関係には男色がつきものだな…と改めて思いました。興味が沸いた記述から文献を漁っていっても面白いかと思います。個人的には中世寺院の稚児に興味があるので、こちらで紹介されていた説話や物語を読んでみるつもりです。

2012/04/11

たにし

時代を問わず、綿々と美少年を愛で続けてきたらしいこの国。客観的資料を説明しているだけなのに、生きるため出世のために体を使ってきた男の喜びと哀しみが感じられた。ところでこれだけ資料があるということは、当時の女性たちも当然知っていたと思われる。腐女子的な楽しみ方も、それだけの歴史があったのかしら?

2012/09/22

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