ひとまずがんの治療を終えたあなたへ
ひとまずがんの治療を終えたあなたへ / 感想・レビュー
里季
こんな本を待っていた。治療中は目指すゴールがあり、医療チーム始め多くの人から関心を向けられ、支援されていたが、治療が終わると孤独になり、地図のない大海に放り出された感じがしてとてもつらい。「元気になってよかったね」(全然元気でない、むしろ大丈夫な時間は本の少し)「手術でとってしまえてよかったね」(とってしまった後の不便さ、具合の悪さは心配してくれないのか)「だんだんよくなるよ」(とってしまったものが再建できるわけではないのだ)などなど私たちは人知れず苦しんでいるのだ。
2020/06/28
黒豆
著者が日本人ではないためか、内容は、不安、うつ、怒りなど、心の持ち方に関するカウンセリング的な内容が中心で前向きな気持ちの持ち方の話を期待したが無かった残念。最後の参考情報が有効、例-患者必携がんになったら手に取るガイド普及新版2013など
2015/10/12
花川戸助六
「今の私」は「以前の私」ではないことを自覚して、これから生きて行く為の本です。
2015/08/01
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