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濃霧は危険 (奇想天外の本棚)

濃霧は危険 (奇想天外の本棚)

濃霧は危険 (奇想天外の本棚)

作家
クリスチアナ・ブランド
宮脇裕子
山口雅也
出版社
国書刊行会
発売日
2023-02-25
ISBN
9784336074065
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濃霧は危険 (奇想天外の本棚) / 感想・レビュー

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雪紫

ブランドのジュブナイル初訳(「疑惑の霧」とは関係ありません)。霧の中、車からひとりの少年が豹変した運転手から締め出される。時を同じくして少年院を脱走した凶悪犯と間違われたり、不思議な出会いをしたり、命を狙われたり。スリル満載で悪党達の殺意が強過ぎる。いや、本気過ぎない。ブランド作品としてみると大人しめだけど、全然気付かなかったから驚いたし、まさかの活躍と行動にはにんまりしてしまう。

2023/12/21

geshi

クリスチアナ・ブランドをどうしても全作読みたいという人以外にはあまりお勧めしないかな。主人公と同様に訳も分からぬまま放り出され、次から次へと襲い掛かる敵の手を搔い潜っていくジュブナイル冒険譚。暗号解読はあまり難しすぎず良くも悪くも勢い重視なので、〈にやついた男}と〈ヴァイオリン〉の行動があまりに都合よすぎてちょっと意味わからん。深く考えず冒険による成長と信頼関係をスッキリ読める作品になっている。シャム猫のサンタローズが要所要所でいい動きしていていい所をかっさらっていくのは好み。

2023/04/16

のざきち

いかにもジュヴナイルらしい、少年たちの友情と冒険の旅。シャム猫サンタもいい味出してます。ブランド作品のコンプリートを目指す方は子供向けの本ではありますが、一読に値する作品。

2023/03/18

だるま

山口雅也氏が製作総指揮する『奇想天外の本棚』の新刊。このシリーズはミステリに限らず奇想天外な作品なら何でも出す、というコンセプトだとの事で、今作はジュブナイルの冒険活劇。『緑は危険』や『はなれわざ』等、多くの傑作ミステリを世に出しているクリスチアナ・ブランドが著者で、ジュブナイルも幾つか書いているが、私は初めて読んだ。少年達が暗号を解読しながら冒険の旅に出る。すると様々な敵が現れて・・・というストーリー。一応暗号を解く推理物だし、大小の仕掛けもあるが、やはり主人公達に都合良く展開する様は子供向け作品だね。

2023/04/02

蝸牛

#読了 #読書好きな人と繋がりたい  奇想天外の本棚6冊目。一応ジュヴナイル(子供向け)らしいです。こんな小説が子供の頃に読めていたらなぁ。 個人的には主役はシャム猫のサンタクローズです。

2023/03/12

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