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仮面物語: 或は鏡の王国の記

仮面物語: 或は鏡の王国の記

仮面物語: 或は鏡の王国の記

作家
山尾悠子
出版社
国書刊行会
発売日
2023-05-26
ISBN
9784336075031
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仮面物語: 或は鏡の王国の記 / 感想・レビュー

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榊原 香織

1980年、新人時代の刊行、新版。 幻想小説というか長編詩みたいな。当時、なぜかSFとしてもてはやされたような。デルボーの絵画を思い出します。 鉱物的。

2023/07/23

燃えつきた棒

図書館の新着図書コーナーで偶然見つけた本。 大好きな山尾悠子の未読本なので、喜び勇んで借りてきた。 だが、いつにも増して山尾の象徴世界に上手く入り込めなかった。 〈影盗み〉、〈仮面〉、〈たましい〉、〈ゴオレム〉、〈鏡〉、〈ドッペルゲンゲル〉。 山尾の紡ぎだす言葉たちが、僕の中でうまく像を結ばなかったのが残念だ。/

2023/12/25

かわうそ

多彩な登場人物がそれぞれ思惑を持って動き回る物語は複雑で注意深く読まないとすぐ置いていかれそうになるものの、それでも後の作品と比較して行動原理やモチーフにわかりやすさがある気はします。その分エンタメ度は高めで楽しく読了。20代でこれを書くなんて凄すぎる…

2023/07/09

ゆう

『山尾悠子作品集生』収録の中篇「ゴーレム」と書き直される前の長篇作品。「ゴーレム」が好みだったのでバージョン違いの『鏡の王国』を続けて読んだ。人物に善助、不破、加賀見と名が与えられ、また虎や自動人形などの要素が増えた。研ぎ澄まされた中篇もいいが、複雑でエネルギーの奔流を感じる長篇もいい。要約は不可能だという解説者の言葉に首肯する。「誰かが私に言ったのだ/世界は言葉でできていると」と言うように、言葉で世界を創れることを信じる強さ。言葉の海をかき泳いできた感じだ。

2024/08/25

yuui

これが幻想文学なんか😳 難しかったー めっちゃ頑張って読んだ結果ストーリーだけは辛うじてわかった(多分わかってない)けど、描写が全くちんぷんかんぷんやった‎( ꒪⌓꒪) なんか議員って言葉が出てきたから日本なんかなーってなったけど昔のアジアの建物とか中世のヨーロッパのお城とか全く検討がつかんだ! だだっ広い建物の中って感じだけ! ほんとに何がしたかったんか意味がわからんだ😣 この話上手く説明できる方いたら教えてください🙇‍♂️ 森博嗣の赤目姫読んだ時のこと思い出した🤭

2023/11/21

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