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最後の狩人 (世界の絵本コレクション)

最後の狩人 (世界の絵本コレクション)

最後の狩人 (世界の絵本コレクション)

作家
ニコラ ヴァニエ
フィリップ ミニョン
Nicholas Vanier
Philippe Mignon
河野万里子
出版社
小峰書店
発売日
2006-02-01
ISBN
9784338126397
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最後の狩人 (世界の絵本コレクション) / 感想・レビュー

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魚京童!

大都会万歳。私には生きられない世界。欲しいものが明日には届き、常に温かいベッドと帰って寝るだけの仕事。なにやってるんだろうか。

2018/01/31

ケニオミ

極北での狩人としての生活を表す絵本です。何が哀しゅうて生命の危機に晒される、不便な生活を選ばなければならないのかと思ってしまいますが、歯車の一つとして都会で働くことができない人、人と接することに苦痛を感じる人にとっては楽天地かもしれませんね。絵本の主人公は連れ合いと一緒に住んでいますが、何日も小屋に帰ってこない生活を繰り返しているようですので耐えられるのでしょう。それとも本当に愛しているのかな。年とるとこんな考えが浮かぶので嫌ですね。極北の生活の辛さと、僥倖がよく分かる絵本です。お薦めします。

2018/01/07

ヒラP@ehon.gohon

カナダ北極圏に生きる老狩人ノーマン・ウィンターの物語。 映画を絵本化したものなのでしょうか、厳しい大自然の掟を克明に描いています。 危険と隣り合わせ、人間社会とは遠く離れ、犬たちとインディアンの妻との生活。 緊迫感に圧倒されます。 愛した犬の死、グズリーとの出会い、湖に落ちて死にそうになったこと、それでも自然とともにいきていくノーマン・ウィンター。 映画で見るとさらに迫力あるのだろうと思いますが、イラストと凝縮された物語の中でイメージの膨らむ絵本でした。

2011/02/28

Cinejazz

この絵本の作者が、探検家であり映画監督であることに注目。北極圏に近いカナダの旅の途上で出会った〝ノルマン(罠を仕掛けて狩猟を営む男)〟から聞き取った命がけの冒険談が描かれた高学年向け絵本。大自然の脅威のなかで危険と隣り合わせの日々、犬ぞりを曳くシベリアンハスキーとの絆、ノルマンの伴侶ネバスカ(チェロキ-の女性)のぬくもりなどが語られています。なお、本書『Last Trapper(最後の狩人)』は、作者初の映画監督作品として公開されたそうです。

2021/10/06

トンボ玉

読んだというほどのものではないです。絵本なんですから。ただ最近「ハンテッド」「トラッカー」を読んだのでついでに書いておこうと。 この本はインディアンの妻を持つカナダの白人罠猟師の話です。ロッキー山脈の奥にても森林破壊が行われ罠猟師の彼の生活も脅かされているという。 しかし、インディアン達に伝わっている豊かな自然観、アジア人に共通する自然に溶け込もうとする姿勢は感じませんね、この白人からは。もし彼がもっと妻の民族への理解が深まればまるで違う印象の本になったんじゃないですか。

2014/05/10

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