正義をもとめて: 日系アメリカ人フレッド・コレマツの闘い (ノンフィクション・Books)
正義をもとめて: 日系アメリカ人フレッド・コレマツの闘い (ノンフィクション・Books) / 感想・レビュー
クサバナリスト
NHK『智恵泉』のフレッド・コレマツを観るための予習本。以前ニュースで見たような気がするがスッカリ忘れていた。今年1月30日の彼の誕生日には、Google のTOPページに彼の顔イラストと言葉が掲示されていたらしい。
2017/04/30
You
恥ずかしながら『ある晴れた夏の朝』を読むまで戦時中日系米人がアメリカ本国でどんな扱いを受けていたか知らなかった。ユダヤ人差別とか、はだしのゲンの朴さんとか、イスラム国と区別のつかないアラブ人とか、なんだか色々なものを連想した。そうは言っても可能性があるなら国を守るにあたりわからないでもないと思っていたけど、自国民だし白人にはお咎めなしだったわけで。良く知る仲なら突然酷いんじゃ、とか、自分の中の矛盾した差別心に気付かされたような気がします。それにしても…「米国は二度と同じ過ちを犯すことはないでしょう」か…。
2021/01/10
中将(予備役)
児童書なのだろうが今読んでも内容の濃い一冊だった。
2017/12/08
tototomoton
冒頭からどんどん引き込まれる一冊。かなり読みやすいので一時間ちょっとで読めたけれど、内容はとても濃い。翻訳者の人があとがきで「アメリカって本当にいやなところも多いけど、中々良いところもある」と書いているけれど、こうやってあきらめずに声をあげ続けて来た人たちがアメリカの民主主義を耕しているのも事実だ。胸の熱くなる一冊です。
2011/10/20
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