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綱渡りの男 (FOR YOU絵本コレクションY.A.)

綱渡りの男 (FOR YOU絵本コレクションY.A.)

綱渡りの男 (FOR YOU絵本コレクションY.A.)

作家
モーディカイ・ガースティン
Mordicai Gerstein
川本三郎
出版社
小峰書店
発売日
2005-08-01
ISBN
9784338202046
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綱渡りの男 (FOR YOU絵本コレクションY.A.) / 感想・レビュー

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Hideto-S@仮想書店 月舟書房

昔、空にそびえる双子のタワーがあった。大道芸人の若者は生まれたての高さ400mのビルを見上げ〈ロープを張るには絶好の場所〉と考えた。思いつくと実行するのが彼のやり方。夜のタワーに上り、太さ2cmのロープを張る。そして、朝日とともに空中散歩。眼下の騒ぎなど気にせず、満足するまで踊ったり、走ったり、寝転んだり……。二つのタワーは今はもう、ない。けれど、1974年8月7日のフィリップ・プティの挑戦とともに、タワーの記憶は人々の心にくっきりと残っている。星が消えて夜明けが訪れる〈すきまのじかん〉の描写が美しい。

2015/03/06

れみ

図書館内で読了(4)今はないニューヨークのワールドトレーディングセンターのツインタワービルの間にロープを張り綱渡りをした大道芸人フィリップ・プティのお話。この本が出た頃に公開された映画も見たけど、その時の興奮が蘇った!綱渡りの様子を見開き3ページ×2枚で描いた部分が素晴らしい。実際に見た人はさぞかしビックリしただろうなあ。だけどそのビルがテロによって破壊され多くの命が犠牲になったことを思うとなんとも言えない気持ちになる。

2015/01/24

yomineko

完成前の世界貿易センター、今はなきツインタワーに縄をかけて綱渡りをした男性の実話。地上約400m。綱の太さは僅か2cm。彼はノートルダム寺院でも成功している。建設作業員を装って友人と二人でタワーへ。朝日を浴びて堂々と渡るフィリップを支える物は8.5mのバランス棒のみ。そして遥か下の観客の歓声。逮捕するという警察官を尻目に綱の上で跪き、恭しく観客にお礼😊何と綱の上に寝転んだりもしている😲みんな、このタワーが大好きだったんですね。。。

2024/02/28

gtn

「ぼくの人生は、この日のためにあったんだ」と綱を歩み始めた男。自分の欲求に忠実で他意がないことは、予告なく行ったことからも分かる。当然自己責任も承知の上。彼はたまたま英雄となったが、失敗し、風船おじさんになる可能性もあった。

2021/03/13

パフちゃん@かのん変更

実話。今はなきニューヨークのツインタワー。世界貿易センタービルの屋上の間を綱渡りした男のお話。地上400m、もはや人間技ではないですね。

2017/04/15

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