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談志 最後の落語論

談志 最後の落語論

談志 最後の落語論

作家
立川談志
出版社
梧桐書院
発売日
2009-11-17
ISBN
9784340100002
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談志 最後の落語論 / 感想・レビュー

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まさ

10年程前に読んでからずっと気になっていた一文が記憶にあったので、他市の図書館から取り寄せて読み直し。実際、その記憶がどの部分だったのかはわからずじまいなのだけど(苦笑)。それでも、10年前には気づかなかった部分も多々あった。落語論なのだけど、人為をどう受け容れるかを問うていると思う。読みやすい、というか聴きやすい1冊。

2020/03/20

gtn

あれほど心酔していた志ん生について、著者は「ここ二年くらいで気が付いた」と重要な告白をしている。いわく、志ん生のすべてのもとは、初代柳家三語楼であると。三語楼のギャグをつかみ込んでいるとまで言っている。おそらく間違っていまい。タブーにルーズだったから、破廉恥だったから、志ん生はあそこまで売れたのだ。

2018/02/15

スピリッツ

落語とは業の肯定、だそうです。言い換えると、落語とは非常識の肯定、だそうです。『現代落語論』を事前に読んでおけばよかったなあと後悔してます。全三部作らしいので暇を見つけて残りを読みたいです。

2014/03/26

ツナ

「志村けんさんが死んだことが信じられない、まだ生きてるような気がする」という、つぶやきをどこかで見た。死してなお人の心に残っている、生きているということなのでしょうか。2023年で13回忌であった立川談志師匠。私は落語家さんといえば、すぐ談志師匠を思い浮かべます。でも、師匠の落語を聞いたのは亡くなって数年経ってからでした。そこがとても残念でならない。落語の枕で時事問題をよくイジっていた師匠。世の中を騒がす何かが起きたとき、師匠がいればなんて言っただろうと今でもよく思う。内容は重くないです。師匠そのまんま。

2024/02/06

ふらん

談志さんの聞き書き的な本。無責任にも思える言いっ放しが、寄席でのマクラを聞いているよう。少しだけやけど、小噺が載ってたのも嬉しい。職安にて、男「私、子どもが12人いまして」「他にできることは?」

2015/08/04

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