談志 最後の根多帳 (談志最後の三部作 第二弾)
談志 最後の根多帳 (談志最後の三部作 第二弾) / 感想・レビュー
gtn
ネタの多い著者が、演らない噺を列挙しているのが興味深い。それぞれ理由があるが、「落語リアリズム」がないもの、つまり自身が生理的に受け付けないものを避けているのは納得できる。
2018/02/14
おじいやん featuring おじいちゃん( ̄+ー ̄)
本を読んで作者を知ると驚く時がある。かわいい少女漫画を描いてるむさいおっさん。逆もまた然り。わしの筆頭は立川談志で談志の文章の無菌室並みの異様な清潔感やロジックの効いた硬質な文体。あのガラガラ声のおじいちゃんの底にはこういった源泉が流れているのかと。みんな天才!天才‼︎言うけど個人的にはあのどぎつい高座より文章の方が人柄の異彩が際立ってわかるのではと実は思ってます。色々本描いてるけどこの落語の根多帳解説は噺の幹をパッパッパッと箒で掃くように解説してさっとひきあげる。やっぱこれが粋でしょ。
2016/08/17
テクパパザンビア
落語を本当に愛していたんですね…談志師匠は。
2012/12/09
みんさね
やらないネタの理由がいい。予想通りで。生落語聴きてぇ。
2010/10/29
nutts
イリュージョンが活字で読める、というのはなんとも不思議。そりゃぁ、生で感じるより、映像で観るより、音で聴くよりも伝わるものは薄いかもしれないと思いつつも、鉄拐が踊り、佐平次がひとりでに躍動する姿が目に浮かんでくるのだから、やっぱり家元はすごい。
2010/09/18
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