勉強嫌いが治る本 (ゴマブックス 437)
勉強嫌いが治る本 (ゴマブックス 437) / 感想・レビュー
夢月みぞれ
二十年前に発刊された本とは思えぬ充実した内容であった。 私も幼少時代は勉強が嫌いで嫌いで、しかもこの本にもあるように両親揃って勉強を強要してくるものだから、より嫌いになって、の悪循環に陥っていました。 私は教科書に載っていた「ごんぎつね」によってこの悪循環の輪から抜け出せたのですが、やはり子供の好奇心の芽を潰すことは――大人にとってどんなにくだらないことであっても――してはならないんだなあ、と痛感しました。 勉強嫌いを治すためのアイディアだけでなく、大人への子供に対する姿勢にも言及されている良書です。
2014/10/07
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