気になる人のための記号論入門: 気になる現象を解き明かす最先端の“考え方” (ゴマセレクト 49)
気になる人のための記号論入門: 気になる現象を解き明かす最先端の“考え方” (ゴマセレクト 49) / 感想・レビュー
九曜紋
再読本。1984年初版。ニュー・アカデミズム・ムーブメントの真っ只中に書かれた本書。当時、一大ブームを巻き起こしていた記号論についての入門書。とはいえ、内容は濃い。ヒト、コト、モノ等、記号論を適用することで物事の本質に迫ることが出来る。シニフィアンとシニフィエについては記憶にあったが、コノテーションとデノテーションについては忘却していた。新しい知識を次々に詰め込んでいくのも大切だが、温故知新、かつて勉強したことを再度学び直すのも重要なことだ、と実感した。
2021/08/25
Jimmy
一応意味だけは知っていたデノテーションとコノテーション、シニフィアンとシニフィエがようやくその使い方を理解出来た。世の中の事象をこういう理論で意味の復層化として解き明かす、という事を知的遊戯として楽しめる入門書。しかしそれが知的遊戯でとどまっていてもつまらない。やはり本気でマーケット理論までたどりつかないと。
2009/02/25
羊男
★★★★
1984/03/17
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