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おせっかい

おせっかい

おせっかい

作家
松尾由美
出版社
幻冬舎
発売日
2000-06-01
ISBN
9784344000087
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おせっかい / 感想・レビュー

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星落秋風五丈原

人気ミステリー作家は、誰に原稿を書かされているのか!?小説雑誌に掲載されている橘香織のミステリー「おせっかい」の連載第1回を読んだ古内繁は、作品に思い入れるあまり、同じ世界を夢にまで見る。翌月、連載の続きを読んだ古内は驚愕した。自分の見た夢の続きが、そのまま小説化されていたからだ。小説の中に入りこむなんてことが、ほんとうにあるのか!?橘香織とは何者だ!?いっぽう作家・橘香織の周辺でも奇妙なことが相次いで起こりはじめた…。息のむ面白さで驚天動地の新感覚・文芸ミステリー。

2002/10/01

ビンチェロ

最後まで「おせっかい」で通したと思う。「小説の世界」と「小説の中のまた小説の世界」で、ごっちゃになりそうだった。

2012/09/09

読書家さん#mdQf51

人間の歴史がこれだけ続き、世界の人口も増えている今、ありえないような状況と捉えることがらも、ある程度の率で実際に起っている(あるいはこれから起こりうる)。口に出したこと、文字にしたことは、偶然誰かの現実を巻き込んでしまいうる。 本作品のストーリーそのものともリンクするこのメッセージは、表現することへの自覚や覚悟を持っているか、とプロの作家の創作活動に対して投げかけるもの。けれどプロではないが私も日常の中で自分の考えを表現している。無自覚で誰かの現実を巻き込む可能性があることを、忘れないようにしたい。

2021/06/19

joan

登場人物の行動原理がよくわからない。特に柳。 こういうのをおせっかい というのかな。 現実世界と作品世界の切り替えが新鮮。

2014/09/15

ブルームーン

タイトルと内容のギャップで最初戸惑った。小説の中でまた別の小説が展開され、さらに主人公がその小説に入り込んでしまうという、頭が混乱しっぱなしな内容だった。結末も強引な締め方だった・・・。

2012/09/19

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