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ビート

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作家
今野敏
出版社
幻冬舎
発売日
2000-11-01
ISBN
9784344000346
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ビート / 感想・レビュー

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かおりん

2000年発行で古さを感じる物や背景はあるけど、2段組の割にはサラッとよめた。銀行の不正にベテラン刑事の島崎が、柔道の上下関係により捜査情報をもらす。息子2人への対応が両極端。英次の一本気な所は、意外とかわいいし、反抗心もダンスに向けるなんて(笑)汗は嘘を言わない。英次と父の不器用な関係も解消出来そうで良かった。事件よりも島崎父子に興味持っていかれた。樋口顕はここにも登場するのね〜

2023/08/29

そのぼん

ひとつの殺人事件を巡って、苦悩しながらも操作を続けていく刑事が主人公の物語でした。息子ははたして殺人を犯したのか、それとも・・・。ハラハラする展開で、最後まで目が離せませんでした。

2013/05/21

くまんちゅ

親には親の。そして子供には子供の世界がある。それぞれの世界を尊重しながら認め合うのはなかなか難しいようだ。こういう本を読むと、自分が親になる自信がなくなってくる。島崎刑事の思い込みの強さはちょっと行きすぎの様な気もするが、自分の子供のこととなると冷静ではいられないのだろう。

2010/08/16

くまんちゅ

再読。樋口顕シリーズの一作ですが、物語の主人公は樋口というより島崎といった印象でした。このシリーズは親子や家族の問題を取り上げることが多い様な気がします。そして、今作も島崎親子の家庭事情がひとつのテーマになっています。家族だからこそ面倒がらずにコミュニケーションをとることが大事なんだなとしみじみ感じました。個人的には氏家の登場シーンが少なかったのがちょっと残念。

2014/06/25

事務所ひとり

樋口刑事シリーズでは一番良かったと思います。氏家さんの出番が少なかったのが残念。でも、父親として、なりふり構わず泣いた島崎刑事の姿に感動しました。

2010/05/21

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