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天国への階段 上

天国への階段 上

天国への階段 上

作家
白川道
出版社
幻冬舎
発売日
2001-02-01
ISBN
9784344000551
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天国への階段 上 / 感想・レビュー

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さと

ふぅ…。つくため息も重い。人を復讐に駆り立てるものは、怒りや恨み、悲しみや絶望ではなく、愛だと思う。何より人を愛し、信じるからこそそのエネルギーが凶器となる。私は柏木として読んでいるのだろうか、それとも一馬として読んでいるのだろうか。きしみ始めた歯車が大きな音を立て始めた。ばらばらだったピースがそれぞれに動き始め構図を見せ始めた。 下巻へ

2016/05/15

chiru

過去がある男性が主人公。すごく昔に読んだので、細かいところは忘れてるけど、ストーリーは、ミステリーと純愛と罪と復讐がテーマでちょっと多すぎな気もするけど、保身を考える主人公は『砂の器』を連想させます。でも、読んでる間は、のめりこんで一気読みしたことを覚えてます。★3

2017/12/04

山口透析鉄

図書館本で一気に読みました。帯に梁石日氏が書いていた通り、論理の歯車が噛み合うように、見事なギリシャ悲劇的な連鎖が発生します。この頃の幻冬舎は良かった、と率直に思います。今はどうかな?と思う作者の本も少なからず出す出版社に堕してしまいましたが。 経済小説、警察小説としてもかなり良いと思いますが、白川氏の作品も結局、今のところ、実はこれしか読んでいないのが残念です。

2001/12/15

momo3626

おもしろい!いろいろな、伏線が、絡みあい、グイグイひきこまれ一気読み。柏木に、ジリジリ迫る追手の包囲網、息をも詰まる展開へ。久し振りに、長編大スペクタクル感満載の予感!急いで下巻へ

2014/11/02

ニゴディー

読み始めは登場人物がわかりづらかったけど、どんどん引き込まれていった。 全体的には復讐劇にありがちな設定といった印象はあるけどおもしろいので問題なし。 20年くらい前の作品なので時代背景は多少古いけど、読んでいて古臭いという感じはしない。少しひねった結末になるといいのだけれど。下巻も期待。

2021/02/24

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