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天国への階段 下

天国への階段 下

天国への階段 下

作家
白川道
出版社
幻冬舎
発売日
2001-02-01
ISBN
9784344000568
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天国への階段 下 / 感想・レビュー

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山口透析鉄

負の連鎖も続くので、主人公、この調子だとそうとは知らずに実の娘とも関係してしまうのでは?と危惧しながら読んだりもしていました。投資顧問で働いたりしていた著者の経験が作品にも反映していたのでしょう。 責任を果たす形での結末なのでしょうが、やはり寂寥としたものが残る作品でもあり……でも読後感は悪くはなかったです。 TVドラマ化されたというのも頷ける完成度でした。

2001/12/16

百太

昭和坂金色夜叉といった感じで・・・とっても長かったです。 「ボブ・ディランさんにノーベル文学賞」すごい! ちょっと興奮。

2016/10/01

momo3626

読友さんの感想を参考に、させて頂き、白川氏作、初読。正解!なかなかの長編小説であったが、読みごたえあり。結末が、やや、突拍子もなくはないが、柏木と亜希子の永遠の愛は、長い時を経て成就したのだろうか。残された、未央と一馬の明日に、思いをはせる。刑事目線の犯人を追い詰めるドキドキ感から、愛憎劇ドラマへと、息をもつかさぬ展開。面白かった!

2014/11/05

Junna.S

白川さん、初読み。読書好きの知人からのおススメ本。随分と丁寧に状況や心理を描写する作家さん、という印象を受けた。物語そのものについては、帯にある「現代版レ・ミゼラブル」という言葉がぴったりかもしれない。しかし、生きるためにパンを盗んだジャン・バルジャンには共感できても、この物語の主人公の犯した罪や最後の行動などには共感できない。ただ、絶望のどん底から立ち上がり、成り上がった彼の努力や、金や権力よりも心の豊潤(愛情)を選んだあたりは同調できる。圭一よりも、彼を守るために命を賭した児玉亮が気の毒に思えた。

2012/07/01

ニゴディー

おもしろかった。 ただ全体的に登場人物の行動の動機が弱いかなと思ったり。

2021/02/24

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