昨晩お会いしましょう
昨晩お会いしましょう / 感想・レビュー
あつひめ
女の心を表現するにはやはりSEXは欠かせないのかもしれない。日常生活でこんなに自分の内面を曝す女は居ない。だからとても特別でエロい感じを受けるかもしれないが・・・ここまで凄くはなくとも、やはりみんな抱えているものを代弁してくれている感じがした。嫌いじゃない。こういう女たち。いつも誰かの体温を感じて居たい。どのくらい愛されているのかいつも確認していたい。生々しいけど、本当はみんな心の中にこういう感情を隠しているんじゃないかな。いつも貞淑な顔していても。女だからエッチじゃ変だと思わないで読んでみてほしい。
2013/11/25
舟江
短編集。表題の冒頭の作品は、本当にただやるだけの裏ビデオの様な内容、せめて日活ロマンポルノ位の作品に仕上げて欲しかった。ここで中断しようと思ったが、我慢して読んだ。全体を見回すと、「性」で始まり「聖」で終わっているが、作品の幅がない。まあ性に目覚めた高校生が、興奮しながら読むのにはちょうど良いかもしれない。
2017/03/23
おさと
生々しい。産婦人科医の堕胎時の感触の表現が…怖い。この登場人物は違うけれど、命をとりあげるということに使命を感じて産科医を目指す人も多かろうに、正反対のことをせざるを得ないという胸中いかばかりか。
2013/12/01
風花 kazahana
この「夢で会いましょう」みたいなタイトルでチョイス。だけど ロマンチックさは皆無。騙された~と思ったけど まぁ 大人なので最後まで頑張った。まぁ 露骨な性表現。それで先にあとがきを読んでみた。あとがきによって この本への向き合い方が変わった。性表現だけで判断してはいけない。「愛流刑」もそうだった。五作の中の女性は実はみんな 自分を愛することが大変で 自分を傷つけながら自分を守っている。五作の並び順は練られたものなのだろうか。五話目「ウタキ夜話」で 心穏やかに本を閉じられた。
2021/03/24
あさみ
驚かされる、かなりきわどい短編集です。恋愛ってこんなだったかなぁ?
2018/10/29
感想・レビューをもっと見る