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火の粉

火の粉

火の粉

作家
雫井脩介
出版社
幻冬舎
発売日
2003-01-01
ISBN
9784344002937
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火の粉 / 感想・レビュー

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いつでも母さん

早朝から夫が居ないのをいいことに読書に浸る日曜日。一気読みでした。イヤ~怖い恐い!とんでもな作品を読友さんが教えてくれましたよ。裁判官だった夫は何故同居している自分の母親の介護を妻一人にさせるのだろうかとイライラした。そんなに裁判官が偉いのかい?そんなに家長は傍観していて許されるのかい?息子の嫁の第六感はなかなか良かったのに、こうしてバラバラになるまで家庭の再生は出来なかったのね・・人間、何が原因で『火の粉』をもらうか分らない世の中になったって事なのでしょうか?久々の雫井ワールドを堪能しました!。

2015/09/27

里季

サスペンスはほとんどテレビ視聴専門の私ですが、これはとても面白く読めた。介護、育児、家族、夫婦の問題も織り交ぜて身近に感じる。ぐんぐん読ませる。鬼気迫る狂気。ガンバレ若嫁雪見!孫を守るんだ姑尋恵!ああ、そこまで来ているよ!早く、早く、お義父さん!・・・俊郎くん、法曹界に入るなら、もうちょっとしっかりしてよね。

2014/05/30

reo

昭和の時代、映画解説者で淀川長治さんがいた。彼の口調で感想を「武内慎吾が交際していた夫婦宅で、その夫妻を撲殺し子どもを絞殺したというのが検察側の主張ですね。裁判官の梶間は被告武内に無罪判決を出します。それから数年後、大学教授となった梶間の前に姿をあらわした武内は、隣家に引っ越して来るのですね。果たして偶然でしょうか?それから家庭の崩壊が始まります。怖いですねえ、恐ろしいですねえ。それにしても、俊郎のノー天気ぶりにはイライラさせられますねぇ。それでは次週をご期待お楽しみ下さい。サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ」

2016/11/07

yukision

「27000冊ガーデン」の中で出てきた本のひとつ。退官し新居を買った裁判官の隣に,かつて無罪判決を出した元被告人が越してきて,その直後,裁判官家族に小さな亀裂が入りはじめる。彼は本当に無罪だったのか。親切すぎる彼の本当の目的は何なのか。読み始めるとぐいぐい引き込まれ,一気読み。

2024/04/06

ダイ@2019.11.2~一時休止

祖父の無関心・父親の脳天気にイライラしましたが面白かった。

2014/05/13

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