KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

上と外

上と外

上と外

作家
恩田陸
出版社
幻冬舎
発売日
2003-02-01
ISBN
9784344002999
amazonで購入する

上と外 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

taiko

壊れかけた家族4人が、異国の地でクーデターに巻き込まれ離れ離れになる。 ジャンクの中でのサバイバル、兵士からの逃走劇、ハラハラドキドキの冒険小説。 マヤ文明に興味があり手に取ったのですが、冒険小説としての意味合いの方が強かったです。 前半の家族のストーリー、後半の離れ離れの家族のそれぞれの冒険シーンはとても面白かった。 途中の「成人式」という儀式のシーンは、現場の様子、状況が目に浮かばす流し読みになってしまいました。残念。 この厚さ、この長さのものを一気に読ませる筆力には脱帽です。

2017/08/31

よしみん

訳ありな家族旅行でクーデターに巻き込まれた練と千華子は、ヘリから密林に落下し、奇跡的に助かるが待ち受けていたのは遺跡で行われる「成人式」だった。ミステリかと思いきや冒険もの。口数も少なめな祖父の人柄がとにかく素晴らしく、本当の教育とは何かを考えさせられるのもいい。盛り沢山な内容で感想が上手くかけなくて悔しいけど、この作品すごく好き。マヤ文明や遺跡などが醸し出す空気も、確実に日々を糧とし成長していく子供たちも、親が親になる姿も。読後感も最高で、これは本棚に絶対に必要な一冊となりました。

2014/08/29

Syo

すげぇ。 少し長過ぎるけれども。 サバイバル術。 とりあえず、 すげぇ。 手足は冷やさないようにね。 中南米の国、グアテマラ。 あっ、G国か。 別れた夫婦と兄妹。 兄妹がヘリコプターから 飛び出して…。 マヤ文明か。 クーデターがあり、 火山の噴火があり。 そして…。

2018/01/06

みっちゃん

南米G国に父を訪ねた練とチカ。ヘリで古代マヤ文明の遺跡を見に行こうとしていたら、クーデターに巻きこまれ、ジャングルの真ん中に放り出され、おまけに成人式の命がけの儀式に参加させられ…と大冒険の連続。映画「グーニーズ」を思い出した。

2015/06/25

ヒロくま

わけあり家族とジャングルとクーデターが、えぇ~!そんな展開になっちゃうのかい!って、ドキドキあり涙ありで、とても楽しく読めた。子供が冒険を通じて成長するお話しだったので、児童書のような感じも良かったです。

2014/11/02

感想・レビューをもっと見る