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ニワトリを殺すな

ニワトリを殺すな

ニワトリを殺すな

作家
ケビン・D. ワン
Kevin D. Wang
出版社
幻冬舎
発売日
2003-03-01
ISBN
9784344003149
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ニワトリを殺すな / 感想・レビュー

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徒花

全編物語形式になったビジネスに寄せた自己啓発書。文字が大きくてすごく短時間で読めるが、タメになる内容が多く、なかなか良い本。全体的な雰囲気やメッセージの内容は『仕事は楽しいかね?』に近いような気がする。タイトルもパッと見は実用書っぽくなく、いかにも翻訳本のような体裁を目指しているが、別に翻訳本ではない。内容がギッチリと詰め込まれているわけではないが、定価1,000とちょっと安めなので、購入して読んでも損にはならないのではないか。

2017/01/12

つきかげ🌙

良い商品開発をするにはどうすればいいかという話。表題は研究開発をして失敗した人間をみんなで避難するのではなくなぜ失敗したかを考えろといった意味。商品にはその会社の思想が全て現れる。市場調査をしても画期的な商品は生まれない。人間相手に商売していることを忘れるな。etc. 全うな事が書かれていると思ったら、主人公のモデルは本田宗一郎氏だったのですね。

2019/05/17

よこしま

著者はアメリカ人ですがモデルは本田宗一郎氏です。◆図書館の廃棄本で、当たり本を入手。以下が主な大切な教訓です。◆①失敗を奨励せよ②商品は絶対に嘘を言わない③人の心を知れ④創造=アイデア×情熱、など◆まずタイトルのニワトリ。若手であろうが失敗を責めるな!何が失敗の原因となったか問題解決を。◆Sジョブズ氏はウォークマンを愛しiPodに。そしてdocomoのi-modeを応用させiPhoneに。以前の日本には発明はあったのですが、そこからの展開が。市場分析は過去のものですから、如何に新たな創造を見出すかですね。

2015/03/19

キジネコ

本との出会いは、実に楽しい。多分ずっと前に読んだ。筈。感動もした。と思う。悲しいかな凡愚なオイラは、ひとつの感動を生涯の教訓とは出来ていない。忘れてしまっています。そこで図書館の神様(?)が、書の森を彷徨うウツケに「ほいっ」と、渡してくれたのが、この本。本田宗一郎さんをモデルにして書かれた寓話、「創造=アイデア×熱意」「人を一杯愛しなさい」ビジネスの啓発本として流通したのかもしれないけど、その枠を超えて立派な人生の道標となる一冊と断言させて下さいませ。大切なのは、何を読んだか?ではなく、どう読んだか?だな

2013/02/22

hamham

「世の中を元気にしたヒット商品は?」の質問に続くのが、ウォークマン、ファミコン、iモードと日本発ばかりでなので、あれっこれ日本人著者だっけと表紙を見返す。日本びいきなのは“創造的な良い経営者”として描かれているジェームスのモデルが本田宗一郎とあとがきで分かり納得。「慎重に慎重を重ねて」は「決断を先延ばしにする」とイコールなのかもしれない。1時間くらいで読める大人のための元気が出る本。タイトルは「卵を産むニワトリを殺すべからず」の意味かと思いきや…ニワトリにそんな習性があったとはね!

2014/10/06

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