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学校の事件

学校の事件

学校の事件

作家
倉阪鬼一郎
出版社
幻冬舎
発売日
2003-08-01
ISBN
9784344003613
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学校の事件 / 感想・レビュー

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グラスホッパー

正常な人間が狂っていく過程がよくわかる。元々狂っているのを隠していたのか?現実にも正常な人間なんていない。不気味な雰囲気と、ブラックユーモアが同居している。何度目かの再読。

2019/09/30

樹999

どう歪んだらこうまでなるのだろう?と思うほど歪んだ人間心理ストーリーの連続。みんながみんな狂っている。読後感は悪い…が、この著者の文体は結構好き。静かに進む狂気を淡々と描くところはかなり怖い。他の著作も読んでみようと思う。次は当たりだといいが。

2010/10/22

のうみそしる

相変わらず語彙の勉強になります。田舎あるあるが多くて切なくなった。

2011/11/19

ryu

何回目かの再読。登場人物の狂いっぷりと淡々とした文体のフィットし具合が最高。最近倉坂さんはめっきり一般受けするものを書くことが多くなったけど、この「田舎の事件」シリーズみたいのもたまには続けてほしいなーと改めて思いました。

2011/10/25

くろり - しろくろりちよ

「放課後の完全犯罪、その完全なる失敗」(帯より)…どの辺が完全犯罪なのか、失敗も何も解りません。「犯罪をとげられない人々の悲しさと可笑しさを」(帯より)…国語教師の生徒殺しで叶わぬ下心とか、大量殺人犯の届かぬ叫びの短歌とか、命を助けたけれど押せなかった蔵書印とか。品がなくて気持ち悪い、読み心地悪い。不潔なオジサンの靴下みたいな…完全に合わない本でした。

2011/02/25

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