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銀行籠城

銀行籠城

銀行籠城

作家
新堂冬樹
出版社
幻冬舎
発売日
2004-03-11
ISBN
9784344004801
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銀行籠城 / 感想・レビュー

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keiトモニ

当時の三菱銀行籠城事件の店内状況もこうだったのだろうか?“私達が一体どんな悪いことをしたというの!犯罪者家族が小倉幸子や五十嵐のような目に遭っているケースは珍しくない”☚家族を罰する法律はないでしょうが、犯罪者を出した道義的責任は償いましょう。“刑事さん、あの子を置き去りにしてから心安らかな日はありませんでした。私はもう逃げません”…ほんの数時間前、五十嵐なんて人は知りません。私には一切関係ありませんから!って言った人が急にここまで変わるかなぁ。ンでさっさと初波本部長指示の強行突入の方がよかったのでは…。

2016/10/19

ブルームーン

行員と顧客を人質にとり、銃を持って籠城する男の話。無慈悲なまでに冷淡に人質を殺害していく犯人。犯行の目的はなかなか明かされず・・・。期待して読んだけど、内容は薄っぺらで、ちょとイマイチな感じ。犯人の気持ちもわからないではないが、もうちょっと他にあったのではないだろうか・・・。

2015/01/31

銀河

納得いかない。犯人の動機にも、鷲尾や小倉幸子の罪悪感にも。前半で残酷な殺害シーンを延々見せられて、後半で犯行動機が明かされて、それが全く釣り合っていなかったと感じた。なのに、鷲尾も小倉幸子も自分が悪かったとひたすら謝る。本当はどう思って行動したかなんて、自分でもわからないことがある。私は彼らが間違っていたり、卑怯だったとは思わない。ラストの犯人の本当の目的も綺麗にまとめようとした感があって好きじゃない。私は被害者のことばかり考えてしまう。

2011/06/22

そのぼん

タイトルにもある通り、銀行に押し入った男が主人公の物語でした。犯人である男が銀行に籠城した理由は何だったのか、読み進めていくうちに徐々に明らかになっていきました。彼の境遇には同情する部分もあるけれど、銀行に立て込もって残虐なことをするような道には進んで欲しくなかったです。

2013/09/29

ニゴディー

実話をモデルにしてるようだけど、なんというか普通の小説の域を出ていない感じ。 ちょっときれいにまとめようとしてるのがいただけない。 もっと実際の事件はエグかったんじゃないかなと。 こういう実話をモデルにしてるような作品は「どこまでが実際の出来事なんだろう」と思わせてこそだと個人的には思う。 この作品は読んでいて実際とはちがうんだろうなという感じが強い。 さらっと読めて読み物としてはそれなりに楽しめたがそもそも人を選ぶ内容だと思うのでおすすめはできないかな。

2019/12/09

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