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春を嫌いになった理由

春を嫌いになった理由

春を嫌いになった理由

作家
誉田哲也
出版社
幻冬舎
発売日
2005-01-01
ISBN
9784344007345
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春を嫌いになった理由 / 感想・レビュー

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マッツ

誉田哲也さんの久々にグロい本読みました。最近軽い感じの誉田さんの本が、多かったから。ずしっときました。

2014/07/28

とも

★★★導入はなかなかエグく入るものの、結局小さい収束に留まる。2つの並行したストーリが最後にまとまるのもよくあるパターン。

2015/01/18

再び読書

これは黒から始まり、白に落ち着いた誉田作品と思った。瑞希に対する苛めが、苦しく感じる。最近読んだ柚木氏の作品を思い出された。女性主体の仲間外れは厳しい。また、違法入国の兄妹の物語に月と呼ばれる殺人鬼が絡んでいく。昔の中国の拷問や、漢の高祖の正妻が寵姫への私刑を思い出された、まあ、彼女のほうが更に凄まじいので、そこには触れないようにしたい。最後に腰巾着と呼ばれた刑事の正体もビックリ。これが、誉田氏のファンタジーの表し方なのかも知れない。まただ誉田氏の積読読んでいきます。

2020/01/30

wonderhoney

楽しかった。タイトルと装丁から勝手にさわやかなストーリーを想像していたから、最初から度肝を抜かされたけれど。。子供の頃の予知に関してのまとめ具合はちょっとぼやーっとしてて納得できなかったけど。エンターテインメントとして面白かった!一気読みでした!

2016/08/31

だんたろう

タイトルとは逆に、瑞希は春が好きになれたんじゃないかと思う。本当の自分を見つけられたのだから。心霊現象とテレビを舞台としながら、現代社会の闇も盛り込まれている。そういう意味ではてんこ盛りで、急な展開にぐいぐい引き込まれる。「自分の見ている世界と、他人が見ている世界が同じとは限らない。」霊能者の言葉だけど、深く胸に刻まれた。見え方や感じ方に置き換えると、本当にそうだと思う。自分の見えているものを信じて、他人の見えているものも理解しようと思う。そんな当たり前なことを改めて感じた。

2013/09/20

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