嫌われ松子の一生: A woman who kept searching for love. (幻冬舎スタンダード)
嫌われ松子の一生: A woman who kept searching for love. (幻冬舎スタンダード)
- 作家
- 出版社
- 幻冬舎
- 発売日
- 2003-07-01
- ISBN
- 9784344009141
嫌われ松子の一生: A woman who kept searching for love. (幻冬舎スタンダード) / 感想・レビュー
PSV
んー、湊かなえの「告白」と同じく、中島哲也の映画を先に観てしまうと、どうにも作品の評価が下がってしまう。比較すると、どうしても、ね。中島哲也が好きで好きで仕方ないこともあるけど、やはり映像的なインパクトの方が、普段情報を得るために使っている器官として、一番メインになるのが眼球であり網膜であるのだから、視覚的な印象が先んじてしまうのはある種仕方のないことか。と、つらつらと駄文てみる。 ★★★☆☆ 映画観ないで読めば、普通に楽しめたのかもね。
2012/05/22
Keystone
真面目な学校教師だった松子のどんどん転落していく悲しい人生。最初はほんのちょっとしたきっかけで・・・恐ろしいなと思いました。「ラブレス」をちょっと思い出しました。映画は未見ですが、予告を動画で見てビックリ。全然原作のイメージとは違いました。
2014/02/12
misato
アパートで発見された女性の遺体は僕の伯母さんだった。会ったこともない伯母さんの死因を探るうちに僕は松子伯母さんの悲しい人生を知ることになった…。故郷で学校の教師をしていた松子が生徒の罪を被ろうとしたことから誤解を招き、故郷を後にしてからの波乱にみちた人生が描かれています。最後まで恋人を愛そうとするが報われない。そんな姿に感傷的になってしまうのはこの作品が愛をテーマにしているからなのかなと考えてしまいました。
2013/09/01
り~
図書館本にて読了。山田宗樹サン初読み、表題を知ってたから何となく手にした一冊。映画も観てない。壮絶な“川尻松子”の一生が、甥の笙によって辿られる、ある意味気持ちのよくないストーリー。。。記憶にない接点のない伯母の死後のアパート整理を親から託される なんて、どんな気持ちなんだろ、しかも殺人による死。フツーの大学生活をしていた笙にとって明かされる全ては時代も内容もすぐには信じ難いことのオンパレード、でも松子伯母への“愛”が垣間見えたよね、最後は。生き方に肯定や同意や好意はないけどなかなか読ませるストーリーふむ
2015/08/10
とろ・トロワ
なんか怖い感じがした。有名だから読んでみたけど期待しすぎていたのか、普通だった。松子さんの人生はいつも私の予想よりひどいところを行ってる… 神は愛 って納得できない時もあるよね。笙くんにちょっと共感。
2013/08/02
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