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四つの嘘

四つの嘘

四つの嘘

作家
大石静
出版社
幻冬舎
発売日
2005-08-01
ISBN
9784344010284
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四つの嘘 / 感想・レビュー

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loanmeadime

「光る君へ」を一生懸命見ているので、大石静さんが出てくる番組も熱心に見ていて、見るたびに彼女のファンになって来ました。それで、書かれた物も一度読んでみようと思い手にしました。さすがに経験豊富な脚本家だけあって、小気味よいストーリー展開で楽しめました。女子高の同級生四人の、愛と性が絡まりあう話ですが、男女の関係よりも、女性同士の葛藤の方に重心があるように思いました。永作博美さん主演のドラマを見る方法を探ろう。

2024/11/07

nAoo

再読でしたが、内容をまるっきり覚えていなかった。女子高の時の友情話。どの女性にも共感できず、話にはいりこめなかった。

2013/08/18

horihori【レビューがたまって追っつかない】

淫乱に生きるしかない、詩文。 平凡に生きるしかない、満希子。 仕事に生きるしかない、ネリ。 平凡に生きるはずだった、美波。 4人の女性を絶妙に描いた長編。 高校の同級生がNYで死んだのをきっかけに、4人の今と高校生時代とが巧みに描かれる。 それぞれの心の闇や狡猾さ嫉妬がつらつら出てくるが、共感できたり許せたり。 ただ、同級生をそこまでライバル視するかなぁ?とは思った。 美波の最期は、女性として理想かも。

2008/04/09

らびぞう

女は、嘘をつく。それは、人を試すためだったり、見栄だったり、他人、そうして、自分自身にも、嘘をつく。岩本美波、西尾満希子、原詩文、灰谷ネリ、S女子大附属高等学校で、共に学んだ4人。23年後、一つの臨時ニュースが、またこの4人を引き寄せることとなる。それは、ニューヨークでフェリーが沈没し、その犠牲者に、戸倉美波と詩文の元夫であり美波の元彼の河野圭史の名前を、満希子が発見したところから、彼女4人の高校時代へと戻される。最後のフェリーでのスカーフの描写が素敵であり、3人の前向きな旅立ちを表しているように思える。

2021/06/06

リリ

特に大きな展開があるわけでもなく淡々と物語は進んでいきます。それでも続きが気になり一気読み。女独特のまどろっこしさ満載。女性向けであり女性の為の本です。自由の女神のメッセージが印象的。愛は疲れるもの。忘れる力によって人生は支えられている。学生時代の切実な思いは漠たるなつかしさに変わってる。などなど印象的なフレーズがたくさん。出てくる男性は皆好感もてなかったけど。1人の娘を持つ自分にとって考えさせられるところもあり。。。4人全員にラストに救いがあってよかった。

2015/11/14

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