ヨーロッパ物語紀行
ヨーロッパ物語紀行 / 感想・レビュー
あいくん
☆☆☆松本侑子さんの2005年の著書です。イタリア、スペイン、ベルギー、ドイツの物語を取りあげています。小説でも映画でもその物語を知らない人には、ただ通り過ぎてしまう何気ない風景かもしれません。その土地にちなんだ物語に夢中になった人にとっては何気ない田舎町が心を揺さぶるようなロマンや美しい抒情、ドラマチックな感慨が漂う夢の王国になるといいます。松本侑子さんは忘れがたい思い出の旅をしたそうです。この本には旅先での松本侑子さんの写真が何枚も収められています。
2020/03/26
Hadsukichi
読んだことのない本の方が多かったので読みたい本が増えた。物語で憧れた風景が未だ残っているところもあれば無くなっているまたは無くなりつつあるということが喜ばしかったり悲しかったり。がっかりするか、嬉しくて仕方なくなるかは行ってみないとわからないけれど、いきたい気持ちが強くていつか絶対行こうという気にさせてくれる。そのときのための参考として、思いを馳せるためのよすがとして、今回も楽しく読みました。
2017/05/18
seri
紀行文というより物語紹介をしつつ現地紹介。確かに本に描かれてる世界が目の前に広がってたら、それだけでその物語の楽しみ方は2倍3倍に広がると思う。著者と同じ翻訳家の金原氏は「現地での本との出会い」を重視していたけど、著者は「本での現地との出会い」を重視しているんだろうなあ。
2009/09/07
putisiyante
こんな生活、仕事をしてみたい、憧れます。
2011/02/11
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