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愛の流刑地 下

愛の流刑地 下

愛の流刑地 下

作家
渡辺淳一
出版社
幻冬舎
発売日
2006-05-01
ISBN
9784344011663
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愛の流刑地 下 / 感想・レビュー

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ぶんぶん

【再読】遂に冬香を殺してしまう菊治、そして、捕えられ裁判の場に至るのだが、冬香を想う事が純愛なのか。 留置場の中ではオナニー三昧、ほんとに愛を描いたのか。 それに、冬香の生活の事が全然書いていない、冬香の夫は少しだけ登場した。 愛と言うより愛欲、エロが尊いとしか書いてない。 何が「愛の流刑地」だ、スケベに狂ったエロ爺ではないか。 文学なら全体を書いて欲しい、単なるエロ小説ならもっと過激に書いてもらいたい。 でも、上下本の長丁場、読み切った事は筆運びが上手いのだろう。 渡辺氏の傑作という事にしておこう。

2023/05/08

ぶんぶん

【図書館】遂に「冬香」が死んだ、菊冶が首を絞めて。 これからは逮捕、拘留、裁判の過程に入るが、法廷劇の要素が大きくなる。 実際、殺人罪か委託殺人かが別れ道の様に感じます。 セックスにおけるエクスタシーで死を希望するというのは無理があると思う。 少し、男のエゴがあるのでは、気持ち良いまま死にたい、そんな事があるでしょうか? 多分に渡辺氏の主観が入っているのでは。 どう理由を付けても殺人はダメですよ。気持ち良すぎる身体にしたから罪というのはね~息子も良い子過ぎて気持ちが悪い。 愛と死の純愛小説には思えないな。

2021/09/25

還暦院erk

上巻と同様のエッチシーン連続に食傷して、ついネタバレ見ちゃってビックリ。見ないで読んでいった方が面白かったかもなぁ…。というような意外な展開があるのだが、ラスト近くで主人公が「美人」検事(この呼び方が既にアナクロ…)を逆恨みして不埒な妄想に耽る所が、生理的に相当駄目だった。不倫バカップルがどうなろうがまぁ成人向けファンタジーなんだから好きにしましょと思うけど、フェミニズム云々抜きに「それは書かないのが新聞小説の品格」というのを逸脱しちゃったエピだと思う。ラストは内容的には「うへぇ」だがギリギリセーフか。

2022/09/16

うろん

登録漏れ。今思うとなぜこの本がベストセラーになったのかよくわからない

黒うさ

男性から見れば、究極の純愛かもしれないが、ちょっと自分には理解出来なかった。 セックスによるエクスタシーは理解できるけど、死を願うほどの快楽というのがちょっとわからない。 結局、愛人を腹上死させるというおじさんの夢をかたちにしただけのお話のように感じる。 女は、結構冷静でそんなにのめり込まない…と個人的には思う。が、そんな女性もいるのだろうか…。

2014/11/19

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