欲望解剖
欲望解剖 / 感想・レビュー
anco
「欲望」について脳科学とマーケティング両方の観点からアプローチして語られていました。テクノロジーの革新を漫然と受け入れるのではなく、誰に、どういう意味付けを行っていくのかということがマーケティングの基本的な働き。歴史に基づいた解説や哲学者からの引用などもあり興味深かったです。
2017/09/02
Humbaba
現代は過去と比べれば非常に物質的に豊かな生活が可能となっている.そのため,マーケティングの重要性が高まっている.ただ必要な物を提供するだけでなく,人々の欲望を理解して,それを刺激し,購入したいという気持ちにまで持っていく必要がある.
2013/03/23
SAGA
さらっと読める。マーケティングと脳が欲しがる仕組みについて簡単に書かれている。マーケティング論のとっかかりにはいいかも?
2011/06/18
burkett
これまでマーケットにおける消費者の行動は「欲望」マーケティングでいうところの「欲求」で語られてきた。でも、人間の行動を動機付けるものは、心理的欲求、生理的欲求だけではない。学習や希望などが動機になる、という話。143ページと本自体が薄いが、内容はそれ以上にぺらぺら。それでもやっぱり田中洋さんの話はおもしろい箇所がいくつかあった。これを読んでもう一度『消費者行動論体系』を読もうと思った。茂木さんの話は…「脳」「クオリア」を絡めて話すのがやっぱり筋なんだろうけど、要らなかった。
2010/10/20
shinjihm
より良いものを求めるという欲望。また、それを拡散するSNS。多様化している欲望について様々な視点から分析されているのがとても面白いです。マーケティングについてもわかりやすく説明されています。
2015/07/06
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