世間の辻: 公事宿事件書留帳
世間の辻: 公事宿事件書留帳 / 感想・レビュー
星落秋風五丈原
公事宿の居候・田村菊太郎が、鮮やかに事件を解決する人気時代小説。待望のシリーズ第14集!;五山の送り火の2日後、菊太郎は姉小路大宮の四辻で力のない足取りで歩く40男を見かける。声をかけようかと逡巡したが、後日、その男はさらに痩せさばらえ、腹には刀傷を負った姿で鯉屋に担ぎ込まれてくる。男は石工の松蔵。惚けのひどくなった母親の面倒を見るため、仕事を辞めて無住の寺に身を寄せていたという。男の悲惨な状況が意味するものとは? 親思いの幸薄い男の窮地に菊太郎が立ち上がる表題作ほか全6編収録。
2007/02/16
suzu
比丘尼茶碗につぎ、文庫でない大きい本を借りてしまった。
2020/07/16
kazu@十五夜読書会
公事宿事件書留帳14巻。居候の菊太郎の活躍(剣舞?)少なくなったな。 ① 闇の掟 ② 木戸の椿 ③ 拷問蔵 ④ 奈落のみず ⑤ 背中の髑髏 ⑥ ひとでなし ⑦ にたり地蔵 ⑧ 恵比寿町火事 ⑨悪い棺 ⑩ 釈迦の女 ⑪ 無頼の絵師 ⑫ 比丘尼茶碗 ⑬ 雨女 ⑭ 世間の辻 ⑮ 女衒の供養 ⑯ 千本雨傘 ⑰ 遠い椿 ⑱ 奇妙な賽銭 ⑲ 血は欲の色 ⑳ 鴉浄土
2012/11/19
mitsuru1
第14弾 そろそろ残り少ないな。
2009/04/29
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