若くない日々
若くない日々 / 感想・レビュー
にがうり
積ん読山脈整理中。若かりしころサガンに傾倒し、当時自分のなかで著者は日本のサガンだった。花の命は短くて、著者も読者も齢を重ね、久しぶりに手を伸ばした藤堂ワールドだったが、50過ぎるともう人生終わりって感じがして気が滅入った。フランスでは50女はモテると聞いた気がするが、空耳? 幻想? 住んだことないからわからないけど。フランス流に、大人の女性の魅力ももう少し盛って欲しかったなあ。せめて小説の中だけでも夢を見させてほしいが、勘違いおばさんが増えるばかりで、世の中的には迷惑か?
2019/08/18
Iso
50を越えてもわたし的には、十分現役。人それぞれなのかな。
2014/11/04
橘 由芽
この本の主人公たちは全員が50代の独身女性。うら寂しい話ばかりですが、「人生わずか50年」の時代で言えば既に彼岸へ渡っていてもおかしくない年齢。そう考えれば欲をかきすぎないのが丁度いい、と思うほうが幸せに生きていかれる気がします。自戒を込めて・・・
2016/06/21
みい君
50代独身女性の現実ってホントにこんなだったらやりきれないです。気の持ちようでもっと建設的に生きられると思うんですが。一番印象深かったのはがん病棟の章、泣けました。年齢云々の悩みなんてゴマ粒程度だって思わせる内容。 ただどの章の主人公も悲壮感とか現実がひしひしと伝わってくる。いろいろ考えさせられる一冊でした。
2019/10/01
くろにゃんこ
50代の女性のお話5編。そう遠くない未来に自分もなるであろうこの世代。ついつい、その時に置き換えながら読んでしまいます。この年代が主人公の話ってあまり読んだことがなかったので新鮮でした。
2012/02/09
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