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氷の華

氷の華

氷の華

作家
天野節子
出版社
幻冬舎
発売日
2007-03-01
ISBN
9784344013018
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氷の華 / 感想・レビュー

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いつでも母さん

これがデビュー作だと!こりゃ参った。一気読みだった。ラストの服毒は横溝作品が頭をよぎったが、こんなに良くできた作品を私は何故知らなかったのだろう・・読メに読友さんに感謝だ!

2016/03/14

あつひめ

人の心がキーワードかな???小さなことが少しずつうねりを大きくしていきいつも間にか引き返すことができないような問題の真っただ中に投げ出されている感じ???天野さん初読みだけれどこの二重三重に用意されている秘密が事件の深さをたっぷり味わわさせてくれた。読み始めてすぐに物語に夢中になってしまった。あんまりしゃべるとネタバレになりそうだから・・・このへんで。天野さんのファンになりました。またまた読みたい本が、読みたい作家さんが増えてしまった。

2011/03/20

ちょるる

久しぶりのサスペンス…何も考えないで読める(最近集中力が続かないのです(>_<"))…面白かった。読友さんのレビューにより手にとる。知らなかった天野節子さん…デビュー作なんですね。プロローグが後半でなるほど!だった。他の作品も読んでみようかな?

2016/03/22

きあら

夫の不倫相手からの電話に逆上してしまった恭子。不倫相手とされる真弓を殺してしまったのか? 最近読む警察物は派手な事件だったり癖のある人物が多かったけど、この本での刑事は粘り強くコツコツ地道に捜査を続ける。事件自体は地味だけど、捜査の醍醐味が伺い知れた。解決したと思ったところから、更なる展開も面白かった。

2020/09/30

うめけろ

この作品は凄かった。緻密に構築されていて、犯人側からも刑事側からもフェアに道筋が辿られる。読者に与えられるヒントや伏線もフェア。とにかく、核心への導き方が素晴らしく上手。最初に犯人を提示しておいて、そこへどうやって到達するのかという手法は珍しくありませんが、微妙にピントがずれていて、それを読者にもちゃんと感じさせて、その中でさらにラストに二転三転。久しぶりに面白いミステリを読んだ!、という感想でした。

2013/01/10

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