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ラストプレゼント

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作家
秦建日子
出版社
幻冬舎
発売日
2007-06-01
ISBN
9784344013445
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ラストプレゼント / 感想・レビュー

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utinopoti27

本作のネタは余命○か月もの、とくれば定番のお涙頂戴話なのですが、そこは秦さん、うまく組み立てます。有能な建築士の一方で、母親になりきれず家庭を投げ出した明日香と、母を恨みながら心の奥では絆を断ち切れない幼い娘との関係が中心となって話は進みます。いきなり末期がん宣告を受けた明日香は、娘への贖罪に動くのですが・・。頻繁な場面転換や妙に客観的な描写はドラマのノベライズならでは。小説らしい「タメ」が少なく、奥行きが浅い分、テンポよく進むストーリーは良し。泣きのツボもほどよく抑え、いい感じ。DVD借りに行こうっと♪

2017/11/14

いつでも母さん

TVドラマは未視聴だったのだが、何気に借りた1冊。ん~ん、病気にならなかったら余命3ヶ月では無かったら有里との関係が築けただろうか?なんて現実的な穿った見方をしてしまった私の心は貧しいでしょうか?この作品の誰にって、明日香の親世代に近い私。多分、お涙頂戴では無いのだろうが、この手の作風は受け止める立場で難しいね。一気に読了したのだが正直、今一つだったのだ。アンフェアを書く秦作家が好みかな、私は。

2015/08/29

さなごん

ダーティママシリーズが面白かったので借りてみた。これもドラマの原作だったのね。見たような見てないような・・・たぶん見てないな。でもドラマが思い浮かぶ。私のイメージだと永作さんだったけど有理役だったのね。最後のほうはわかってても泣けるね。

2016/01/05

りちゃ

余命宣告を受けたバツイチのキャリアウーマン。ストーリー展開はセオリー通り。わかっちゃいるけど、涙が止まらない。とても暖かい人たちの話。「みんな、家族」理想だね。

2016/06/16

きょんたん

秦建日子さんの本は、読みやすい!重い本を読んだ後は、読みたくなります☆すごく状況が思い浮かびやすい文章を書いてくれます♪初心者にはすごくありがたいです♪ 子供の話しは、なぜか、感情移入しやすいみたいで、後半は、涙がっ!こういうお話しいいですねー☆ 小説って、憎しみとか、妬みとかが、比較的多いのに、この本は、みんなが子供の幸せのために、いろいろ考えていて、心温まります☆ ドラマ見てないので、ドラマも見てみたいです☆

2012/06/15

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