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大人になるための社会科入門

大人になるための社会科入門

大人になるための社会科入門

作家
乙武洋匡
出版社
幻冬舎
発売日
2007-08-01
ISBN
9784344013681
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大人になるための社会科入門 / 感想・レビュー

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kinkin

初めて著者の本を読んだ。まぅとうな事をまっすぐに書く人という先入観があって読むことから退いていた。この本には、ニート、愛国心、環境、お金、平和、性同一性障害、オタク、スポーツ文化、ボランティア、ペット、結婚、教育について、16人の人との対話を基に書かれている。特にニート、性同一性障害、オタクのように、社会から認められにくい人に対して温かいまなざしでメッセージを送っていると感じた。口先だけの「みんな違っていて当たり前」と使われている言葉の本当の意味が少し見えたように思った。一読の価値あり。

2014/07/22

再び読書

乙武氏の自分振り返りに近い内容の連載をまとめている本。都度問題に向き合う彼の真摯さが伝わる。またわからないことは調べて説明してあるので、わかりやすい。ニートや性同一障害についても、考えさせられる事も多い。最後は、それらを踏まえて教育に臨む乙武氏に期待してしまう。人の強さも弱さもわかる人間が、子供に偏りの無い目線を教えることが出来るような気がする。

2013/11/12

AKIKO-WILL

もうすでに大人ですが、子どもじゃなくてもこの本を読んで良かったです!社会科入門ですが、今抱えている色んな問題に対して乙武さんの考えやその専門家など話を聞いたりとして書かれていて分かり易かった!色んな項目がありますが、愛国心、お金、環境などが読んでいて興味深かったです。

2015/07/26

nice_sheep

P138の【「困っている側にしてみれば、『偽善だから』という理由で何もしてくれないよりは、たとえ偽善でも行動してくれるほうがずっとマシです。」(略)目の前の段差が超えられずにいる僕にとって、そこに差し延べられた手が「偽善」なのか「本物の善意」によるものかなど重要ではない。】という部分が印象深かった。

2011/10/27

yasu

乙武さんの、社会と、真摯に向き合う姿勢に共感。わからないところを、ちゃんと聞けるって、ちょっと尊敬します。

2013/11/30

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