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鬼神の狂乱

鬼神の狂乱

鬼神の狂乱

作家
坂東眞砂子
出版社
幻冬舎
発売日
2008-01-01
ISBN
9784344014442
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鬼神の狂乱 / 感想・レビュー

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ホレイシア

面白く読んじゃったけど、相変わらずえげつないことこの上ない。

tama

図書館本 結末の付け方に失敗感が漂います。情景描写とか素敵だし、時代背景の説明にしてもさりげないし、いいんですけど。集団心理とか匂わせ、正体が、って辺りからどう進むか悩みつつ迷走したみたい。なので若干「だからなんだ!?」的不満感。緻密にパーツを組み立てて、終盤に一気に全体像が出来上がるのを得意としてたと思うんですが・・・

2014/07/24

猫草

土俗的な事実の中に幕末から明治への変化を匂わせ 百姓たちの逞しさに感動する!みつの想いが実ってホッとした!憑き物の話し面白い!

2014/05/09

wisewise

狂乱の中に自己の発散と歓喜を感じている百姓たち。狂いたくなるような時代と現実。そして開拓した先祖の心、鬼神。実際にあったことを題材に書かれているようだ。信八とみつをめぐる最後は、ほのぼのするというより、新鮮な驚きだった。

2012/06/18

ma_2

ふむふむ。。。と50ページほど読み進めていくうちに??更に読むこと数十ページ。これは過去に読んだ本だ!!近年、良くあること。これだから読メが必要。それでも、せっかくだからと完読した。再読したにもかかわらずグイグイと読み手を引きつける卓越した文才。上手いな。小さなコミュの悪意や理不尽さを書いたら右に出る者がないかもな。人は怖い。狗神など初めから居はしない。人の営みこそ神話を生む。化け物や殺人が無くても怖い物語を紡ぎだせるのが作家というもの。

2012/05/06

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