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オンリー・イエスタディ

オンリー・イエスタディ

オンリー・イエスタディ

作家
石原慎太郎
出版社
幻冬舎
発売日
2008-01-01
ISBN
9784344014466
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オンリー・イエスタディ / 感想・レビュー

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BluePlanet

★4.3(2.4)2008年1月発行。昨年(2022年)89歳で亡くなった著者によるまさに人生の回顧録。75歳の時の本。最近彼の本を読んで思ったのは、彼こそ誤解されやすい人物はいないのではないかと。太陽の季節でデビューし、弟は石原裕次郎。参議院議員で環境庁長官、運輸大臣、さらには都知事。歯に衣を着せぬ物言いに色々誤解を招いたようだが、若い頃からの交友関係は三嶋由紀夫を始め、五島昇、浅利慶太、渡邉恒雄、森繁久彌他、政財界に多数。本当素晴らしい人物だが、自分の女性遍歴を綴るなど自由奔放な内容で面白かったです。

2023/04/02

anken99

石原慎太郎氏が回想する、熱き男たちとの日々。東急グループの五島昇氏、田中角栄元首相、大映の永田雅一氏など、珠玉の十八編。いずれも当時の世相や文化を読み取ることもでき、面白く感じた。そんななかでも、個人的にピンポイントだったのは「ヨットのクルー、いまや大富豪」と題されたサザビーグループ総帥の鈴木睦三氏にまつわる1章。石原氏はヨットマンとして知られるが、若き日のあれこれや、ユニークでタフな面々とのあれこれは、目の中に景色が再生されるかのようであった。

2013/08/29

しんご

うん。慎太郎さんの周りにいるようなひとが、僕の周りにいないので、世界が…国家が…なんていう人が減った。という。その実感はないが、男として、死ぬまでの準備としてやれることを最大限やる。なるべく大きなことをする。みたいな、彼がこの本で言いたかったことと違うかもしれないが、今の彼のチャレンジスピリッツなどは見てると、凄さを感じ、元気をもらった気がした。結局、何かを成し遂げるのも人なんだし。

2012/11/27

パスコ

石原慎太郎がすごした青春時代。戦後の高度経済成長の熱気と躍動感を感じる。けれど日本を先導した人物との交流は正直バブルはじけたあとの世代にはリアリティーがなさすぎる。また慎太郎さんはスタートラインが違いすぎる。文章から醸されるそこはかとない上から目線(笑)。ターゲットが違うと言われればそれまでですが(;´д`)

2010/05/16

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