魔界の塔
魔界の塔 / 感想・レビュー
秋製
ゲームに関するホラー。とは言ったものの、さほど怖くはなかった。ニートでゲーマーの嵩典はゲームセンターで、中学の後輩の国分に声をかけられる。国分は自分の知り合いが「魔界の搭」と呼ばれるゲームをしたら原因不明のこん睡状態に陥り、自分はその原因が本当かどうか確かめるつもりだと伝える。数日後、その国分もこん睡状態に陥り、嵩典は適当な口実を作り国分の家族からそのゲームを入手する。嵩典は急な就職によって環境ががらりと変わる。まるで見えない糸に操られ、導かれるかのように「魔界の搭」について調べを進めていく。
2013/08/30
ミロリ
中途半端。もう少しパンチの効いたオチがほしかった。騙されたかった……。終盤の方は 2時間サスペンスの崖っぷちシーン風に締めくくられてる感じ。何を読者に伝えたかった作品なのか気になる。 山田さんらしいゲーム小説なのかな? でも読みやすくて内容がしっかり頭に入る作品だから良かった^^
2012/11/05
Tanaka
10年ぶりくらいに読んだ。目の付け所はとてもいいけど日本語の表現が独特だったり。。。
2020/03/06
red
攻略本っぽい表紙に惑わされて読み始めました。序盤は表紙に負けないRPGゲームっぽい展開でよかったですが若干トーンダウンしていった感じを受けた。でも、どんでん返し的な展開もあり、久しぶりに作中にでてくるような純粋なRPGがやりたくもなったので、まぁまぁ良かった。
2013/05/09
とし
山田さん初読み。若い人に大人気らしくて、勧められたので、とりあえずこの本を借りて読んでみた。読み始めると、先が気になって最後まで読ませてしまうだけの力量はあると思う。が、いかんせんおっさんが読むには物足りない印象。クリアできない呪いのゲームってプロットはまあ良いとして、ホラーとしてもファンタジーとしてもサスペンスとしても中途半端で、炭酸の抜けたコーラみたいな飲み口。
2015/07/31
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