それでもわたしは、恋がしたい 幸福になりたい お金も欲しい
それでもわたしは、恋がしたい 幸福になりたい お金も欲しい / 感想・レビュー
阿呆った(旧・ことうら)
◆いろいろな読者の質問に、村上龍がこたえているエッセイ。◆何の質問だったか忘れたが「半世紀以上生きた私ですが、それはちょっとよくわかりません」という答えが面白かった。◆タイトルが質問者の本音でむき出しなのも、正直でよろしい。
2016/01/13
Natsuko
図書館書棚で毎回気になるW村上、今回はお二人の作品を同時に借り、まずは龍さんから。龍さん3冊目、いまだ鋭く過激な作品を読んでいないので、今度挑戦してみる。本作は雑誌の連載をまとめたもの、お金、仕事、恋愛に関するお悩みに村上さんが回答する。とにかく質問が小さいというか、俗すぎるのだが、胸に手を当てると自分自身も気になることばかり。そして回答は至極真っ当。なるほどと思いながらも影響されすぎず、年なりにぶれない自分も大事にして行こうと思いながら読了。
2020/08/20
りえ
タイトルに関する質問について、村上龍さんがズバッと解答する。悩みはみんなもっているが、悩みは人と比べる事が根底にあると感じた。人と比べないで自分の基準がしっかりしていて、自分がどうしたいのかはっきりとすれば、悩みは少なくなると思う。とは言うものの、比較しないで生きていくのは難しい。
2015/08/20
森
図書館で借りた。なんというか…。普通かな、
2014/04/22
しげ
村上龍さんの人生相談。意外なほどクセがなく、さらさらと読みました。出会いがないという相談に対しての「出会いというものも人間にとってひとつの資産のようなもので、それが多い人と少ない人の間に、格差が現れているような気がします」という答えが印象に残りました。あと「オバサンになりたくない」と思うなら、もっと具体的に「オバサンのどこが一番きらいなのか」を考えて、それをやらないように気をつければいい、という考え方も参考になりました。
2013/05/15
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