コツコツ勉強するコツ86
コツコツ勉強するコツ86 / 感想・レビュー
扉のこちら側
2018年537冊め。「妻が家事を要求したら図書館に行く」には失笑するしかない。これまで400冊も著してきた著者ならではのスピード重視の内容である。尚、精神科医でも臨床心理士試験の統計学とロールシャッハテストは苦手、に納得。教授になるにもなってからにも面倒ごとが多いのである。
2018/09/02
月讀命
21世紀は、頭を使って働かないと満足出来る生活は望めない。私達は、個々に独自の専門性を発揮し、人間的な価値を高めないと高賃金は得られない時代の到来である。今日、企業は利益追求の為、労働力は低賃金の外国人に、事務はコンピュータに、力仕事は作業ロボットに取って変えた。ただ『脳』を使い、生産性を高める仕事だけは、より高い収入を約束するのである。その『脳力』をアップさせなければ、ビジネスパーソンとしての存在価値が認められず、生き残れない時代である。自己啓発する事が不可欠であり、そのノウハウを教えてくれる本である。
2012/01/10
キリル
コツコツ地道に効率よく勉強するために著者が実践した秘訣が紹介された本。独学にはやはり時間を制することが大切で、先に時間を確保しておくこととキツキツなタイムスケジュールを組まないことが長続きするコツなのだなと思いました。モチベーションの管理についても取り上げられていて参考になりました。学生時代より記憶力が落ちるのは復習の習慣がなくなるからという著者の意見はなるほどと思いました。知識を増やすではなく、合格ラインと自分の点数のギャップを埋めるための勉強という捉え方が社会人の勉強っぽいなぁと思いました。
2021/08/09
みんと
今までの和田さんの出された本と比べると、だいぶ力を抜かれている、いわばエッセイ風といった感じである。 かと言って、ためにならないかと言ったらそうではなく、著者の長年の経験から思われたことではあるので「そうだよなぁ」と確認するためには良いのではないだろうか。 妻が家事を要求したら図書館へ行くというのは苦笑してしまったが、それも、度を越してはダメで、基本は家族との円満関係とあったので納得。 題にもあるようにちょっとしたコツで、勉強する環境は良くなるのである。
2011/06/03
Kumi
和田氏の勉強法の本は結構好きだ。合理性、強引さ、見切り・割り切りの良さは他の著者に比較して、かなり抜きん出ていると思う。勉強法の著書に対してのコメントとしてはおかしいかもしれないが、このダイレクトさ(赤裸々さ?)は気持ちがいい。
2009/01/11
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