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ディスカスの飼い方

ディスカスの飼い方

ディスカスの飼い方

作家
大崎善生
出版社
幻冬舎
発売日
2009-01-01
ISBN
9784344016149
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ディスカスの飼い方 / 感想・レビュー

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ぱぷお

ディスカスの魅力に憑かれた男の話。悲しく寂しい男だが、自分の好きなことをして、人生の選択を出来る人は少ないと思う。ちょっと、羨ましい。 終盤、主人公はブラインシュリンプ(稚魚のエサ)の孵化率が低く、エサ不足に悩み絶望するが、何故、孵化率が低いのなら、使用する卵の量を増やさない?孵化率が通常の3分の1なら、3倍の卵を投入すればいいのでは?亡くなった元恋人との性的描写が所々で出てくるが、違和感を感じた。要らなかったと思う。

2015/06/20

mataasita

一言で表現するとディスカスの飼育に取り憑かれた男の贖罪記。マニアい話が延々続くし自分は高校1年で化学授業が嫌いになったのでpHや水の硬度など全く分からなかったが、大崎流の別れた彼女との思い出が絡んで最後までよんでしまった。彼女を愛してることに気が付くのはよいが、彼女の人間的な魅力はイマイチ伝わらずに終わってしまった。こんだけ付き合ってるときのエピソードちりばめて書くならなんかないのか善生。熱帯魚しか興味ない青年がこんなに女性にもてるあたりの展開が許せないんだよ。なんとか言えよ善生。合掌。2024−126

2024/11/04

くみこ

タイトルそのままです。熱帯魚に特に興味はないし、人生全てを賭けて、ヒト以外の何かに没頭するマニアの気持ちもよく分からないので、流し読みになりました。でもこれから、水槽の中の熱帯魚を見る目が変わるかもしれません。

2016/04/03

よーこ

8割型がディスカスの買い方(それも化学式まで使って!)で、大崎さんのディスカス好きがよく分かる本でした。笑 由真との恋愛よりも、ハイコ・ブレハの右足にまつわるインタビューや、刈谷さんとの居酒屋のシーンの方が印象的に描かれていました。 単純化したい気持ちはよく分かるけど、人間関係は、そう簡単には上手くいかないよね。

2019/01/01

lionleef

熱帯魚うんちく6割、主人公の哲学語り3割、恋人の下り1割。 "何かを理解した瞬間に、連動している筈もない途方もない何かを理解する。これによって、死を理解できるかもしれないのだ!!"  この感覚に魅せられた主人公は友人も恋人も仕事も捨てディスカス飼育にのめり込んでいく。数年後、ディスカスを”理解”した主人公が気付いた途方もない何かとは? 題材がマニアック過ぎて(笑)皆には薦められないけど、2013年で1番です。(まだ3月だけど)

2013/03/31

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