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最も遠い銀河 下

最も遠い銀河 下

最も遠い銀河 下

作家
白川道
出版社
幻冬舎
発売日
2009-07-01
ISBN
9784344016972
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最も遠い銀河 下 / 感想・レビュー

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ちゃんみー

日陰に落ちた種子。この言葉が印象に残った物語でした。そしてとても哀しい物語でした。努力して成功を納めても子供の頃からのハッピーになれない心とでもいうのでしょうか、結局はなにもかも自分に向けてしまうんでしょうか。事件としては、愛するあまりの結果なので、なにもそこまで自分を追い込まなくてもよかったのにと思うのです。そして渡元刑事。五百円玉を出して晴之に問うた場面では、罪を憎んで人を憎まず、という言葉が浮かんできまして、少しだけウルッとしました。かなりの長編ですがオススメ本です。

2014/06/07

ゆみねこ

日の当らない場所に落ちた種、才能にも容姿にも恵まれていた桐生晴之と、地道に事件を追う元刑事と警視庁の刑事の息子。ラストがハッピーではないことを知って読んでいるけれどね、やっぱり切ない幕切れ。昼ドラにしたら受ける作品かも?

2012/02/14

ケンメイ

★5 泣けた! 美里を愛し続けた桐生の人生が哀しすぎる。誠一郎さえおとなしく老後を過ごしてれば桐生も茜も幸せな人生を歩めたはず。憎し!誠一郎爺!死体遺棄に至った背景をそこまで掴んだなら、そっとしといてやれよ!桐生の罪は許されるべきだ。

2016/08/21

kuma

テッポウユリ

2019/05/03

星落秋風五丈原

男同士の熱い絆、刑事の執念、ライバルたちが全てばたばたと倒れてゆく…とわりと予定調和で来て、殆ど予測を外さないラストでした。主人公かっこよすぎですね。

2013/02/08

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