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LAST DIARY

LAST DIARY

LAST DIARY

作家
桜井亜美
出版社
幻冬舎
発売日
2009-09-01
ISBN
9784344017245
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LAST DIARY / 感想・レビュー

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シュウ

少し前半つまったのでどうかなぁと思いつつ読み進めたんだけど、なにか、生きることに対する立ち位置みたいなものがストレート語られていて、最後はなんか、明日から頑張らなきゃと思ってしまった。その後がどうなったのか、10年後の設定くらいで短編読みたいなぁ。。。「必要とされることを、必要とする。必要とされるから、自分を好きになれる。」「たいせつなのは、たのしさをかんじる心だよ。その心がキラキラかがやいていれば、まいにちがおまつりになる。まいにちがとくべつな日になる。そう、生きてほしい。」また読むかもなぁ。

2012/09/09

uta

若者の生と性を都会的なエッジのきいた文章で書く作者が好きでした。 最近は恋から愛へシフトした感じがあり、正直文章の切れのなさに物足りなさを覚え、新刊を読まなくなりました。 久々に読んだ桜井亜美の新しい本は、柔らかに包み込まれるような話でした。読めて本当に良かった。 恋や結婚、仕事に疑いを抱いて、硬い気持ちの殻に閉じこもっちゃってる方にオススメです!

2010/04/30

mayu**

ここ何年も読んでなかったけど、デビュー作からリアルタイムで読んできた作家さん。 今までとはちょっと違うなぁ。が第一印象。 男女のトライアングル。 それが壊れずにうまくいくわけない。 そう思いこんでるのは、リョウみたいなタイプだけ。 好き勝手やって、周り巻き込んで、結局笑ってごめんね。って言えるような。 人の事なんて考えてないくせに誰からも愛されるような人。 苦手なんだよね…リアルに身近にいるけど。

2014/06/12

あおいたくと@灯れ松明の火

今までの桜井亜美の物語と少し違うような気がした。子供を持つ友達を見守っている独り身の人は、共感できる話のような気もする(←自分のことだけど)さびしいけど、あったかい気持ちになる、不思議な物語。

2009/10/01

葉月文

死にゆく親友から頼まれたのは、幼い息子に宛てたブログの更新。いつか、もう少しだけ彼が大人になるまで、この空のどこかにまだ自分がいるのだと思わせて欲しい。親友への友情と、想い人への恋と、親友たちの息子への愛に揺れる孤独な女性の物語。ぬすんだのは、親友の幸せ。という帯のキャッチに惹かれて買ったものの、思っていた作品とは少し違っていたかな。とはいえ、短い中で綺麗に纏まってる一冊でした。個人的にはもう少しデティールが凝ってる方が好みだけど、そこは感性の問題かな。誰かを失っても、世界は明日は続く。再生と祈りの物語。

2021/10/18

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