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週末、森で

週末、森で

週末、森で

作家
益田ミリ
出版社
幻冬舎
発売日
2009-10-01
ISBN
9784344017306
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週末、森で / 感想・レビュー

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里季

ふと思い立って田舎暮らしを始めた早川さんの家に、友達のせっちゃんとマユミさんが入れ代わり立ち代わり美味しいお土産を持って遊びに来る。30代半ばになった3人のふと気づいて口にした言葉に味がある。「友達を大切にすることが自分の負担になるような『大切』はちょっとウソ」「目的地に行くためだけのために人間って歩くわけじゃない」・・・いいなあ。スッと脱力した感じ。心がニュートラルになる瞬間。最後に綴じ込んであったゆきうさぎの写真に思わず頬が緩んだ。

2014/06/13

みゃーこ

最高のヒーリングエッセンス。都会の暮らしの中で忘れつつある大切なものに気付く。

2013/11/26

パフちゃん@かのん変更

早川さんのキャラ、とてもいいですね。『僕の姉ちゃん』の悪女っぽいキャラも面白いけれど、早川さんは肩に力が入らない素のままの人間性がいい、哲学者のような名言に癒されます。ハイブリッドカーが当選してしまって、都会では駐車場代が高すぎるからという理由で決めた田舎暮らし。でも家は駅前だから友達も来やすい。湖や森が近くにあるっていいね。翻訳の仕事をしながら、着物の着付け講座を頼まれたり、英語の家庭教師を引き受けたり、地域の人たちとの交流もいい感じ。まゆみちゃん、せっちゃんとの交流も無理なく楽しめているようです。

2016/12/13

♪みどりpiyopiyo♪

益田ミリさんのマンガを読みました。先日読んだ『きみの隣で』の前日譚です♪ ■何とは無しに田舎に越して来た早川さん。引っ越しを決めたきっかけがいいね♪ 気負いがなくてマイペースで。週末には時折、街で働くマユミちゃんとせっちゃんが遊びにやってきます。■益田ミリさんは、2000年代に『すーちゃん』シリーズ等で、憂き世に思い煩う主人公を描いてたのが、この本で少し軽やかに舵を切った様で、今作から続編迄の間にもまた1歩吹っ切れた様ですね。読者も明るい境地へ連れてってもらえて、なんだか嬉しいです♡ (2009年)(→続

2018/03/29

ねむねむあくび♪

図書館にて。もやもやした気分を言い当てられたみたいに、はまった。都会から田舎暮らしになった早川さんは、二人の友人の駆け込み寺だね♪(^^)都会で普通に友人たちが感じた、踏みにじられた気分、投げつけられた通りがかりの悪意、人の善さにつけこまれたり…(*´-`)そんな、毎日溜まったモヤモヤイライラを、早川さんが、さりげなく視点を替えてくれる。よどんだ空気を、ふっと入れ換えてくれる1冊♪(*^^*)

2013/11/19

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