KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

もう、怒らない

もう、怒らない

もう、怒らない

作家
小池龍之介
出版社
幻冬舎
発売日
2009-10-01
ISBN
9784344017429
amazonで購入する

もう、怒らない / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

黒猫

怒りは体と心を乱す。では、その怒りをどう抑えるか。仏教的な視点から考察する。欲望は人間の活力になることを否定し、欲望は果てしがなく、叶えた瞬間からまた欲望は現れる。厄介だが人間ですから仕方がない。怒りを鎮めるより怒りを発生させない様に気を配るべき。頭と心を別物と捉え、怒りが現れたら思っていることを鍵かっこでくくる。「仕事が嫌だ。ムカつく」と思っている。という第三者的な自己を客観視することが大事。あとは、嫌なやつがいても「執着から自由たらんことを」と唱える。何回も繰り返す。これくらいから練習してみよう。

2018/10/01

テツ

人間は喜怒哀楽に振り回されているうちは決して満たされず幸福にはなれないと、この年になると強く思う。感情に流されるって一時的にはとてもきもちよくてスッキリするのだけれど、大抵の場合その先には何もない。自分の中身が揺さぶられ不安定になる何かに出会したのなら、まずそれがどんなコトorモノなのか、何故にこんな感じになるのだろうかとしっかりと考えること。全てを分解し自らの内側で沈思黙考を経て濾過する訓練を積み重ねるうちに、ほとんどのことは意に介さなくなる。これは才能でも何でもなくトレーニングでどうにかなる。

2021/06/14

田中

2年ぶりに再読です。今年は、仕事がどんなに忙しい時も、怒りの感情をコントロールできる人になりたい。

2013/01/02

ひろさん

読んでいて文章は読めるのだけれど私の理解力が悪く数度読み返しても分からない。読みやすく書いていてくれるのだけれど、「自分のこういう場合」はじゃあどうすればいい?と考えるとなかなか答えが出せない。慈悲喜捨のおまじないだけは忘れないようにしよう。慈・安らかたらんことを、安穏たらんことを。悲・苦悩なからんことを。喜・喜びがあらわれんことを。捨・執着から自由たらんことを。

2017/10/21

速読おやじ

たまに読んだ方がいい小池さんの名著。欲には限りがなく、何かを手に入れて満足したと思ってもまた別の欲が生まれる。従って何か達成したらご褒美という考えはダメだ。無になる、今ここに集中する=スポーツでいうゾーンやマインドフルネスの事か。怒りはダメ、嫌な事を言われても「音」と思うべし。嫌な相手に「安穏たらん事を」と祈ってあげればよし。センサーを磨き、他人の感情を掌握することができればよし。人は自分の話を聞いて欲しいという欲がある。関心がないのに聞くフリも良くない。慈しみの心を持つべし。さあ、安穏たらん事を。。

2019/03/09

感想・レビューをもっと見る