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リテイク・シックスティーン

リテイク・シックスティーン

リテイク・シックスティーン

作家
豊島ミホ
出版社
幻冬舎
発売日
2009-11-01
ISBN
9784344017542
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リテイク・シックスティーン / 感想・レビュー

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takaC

面白かったのだけど、トップギアには入りっこなしのまま4速で完走した。最大のナゾはナゾのまま。全体の流れの中では些細なこと(?)と言われればそれまでだが。(笑)

2011/06/02

美紀ちゃん

「私、未来から来たの」と、親友が言う。冗談なの?もしかして本当なの?その未来から来た孝子の話ではなく、孝子の親友の沙織の温かい話。高校の時って大切で、それがキラキラしていたら、これからを生きるための力になる。続きの話も知りたいな。良い話だった。

2012/08/04

巨峰

滅多にない少年少女小説の傑作やなかろうか。結構分厚い本なのだが、一気に読んでしまった。「未来からきた」という同級生と過ごす高校生活。SF的要素は控えめで、一見地味そうだけど、きらきらしている。でも、大人の目から見るとそう見えたとしても、そのきらきらしているはずだと思うのも苦しいんだよな。自分はもうあの頃に戻ってやりなおしたいとは思わないけど、だけど、少し意識を飛ばされたかなぁ~。。。超お勧め本棚にいれておきます。。。それから豊島ミホさんの復活を激しく祈ります。そろそろ書きましょうよ。

2013/04/02

nyanco

過去をやり直したいと感じる27歳の孝子には作者自身の想いも投影されているのだろうか。『あの時、ああしていれば…』という思いは誰にでもある。子猫を拾ったエピソードで沙織がこのことに気づくシーンや、村上くんの言葉から進路を変えた沙織…など、とても良かった。沙織の変化、成長が良く描かれている。リテイク・シックスティーン、16歳をやり直す。あのころに戻って…、その強い願いでタイムスリップまでして人生をやり直そうとした孝子について、後半描き切れていないものがあったように感じる。そのあたりが少し不完全燃焼。

2009/12/05

lonesome

好きな人が大学時代のことを暗黒時代だったとblogに書いていた。そんな彼女が学生時代の思い出を綴った文章が自分には眩しく思えた。だから自分はコメント欄でこの本を薦めてみた。「踏み込まれたくない領域に踏み込まれた」と言った豊島ミホと同世代の彼女は、もしこの本を読んだならどんな感想を持っただろう。【〜2010.06.03】

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