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カリコリせんとや生まれけむ

カリコリせんとや生まれけむ

カリコリせんとや生まれけむ

作家
会田誠
出版社
幻冬舎
発売日
2010-02-25
ISBN
9784344017856
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カリコリせんとや生まれけむ / 感想・レビュー

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Y

現代美術というのは理解できないくせに妙に関心を持ってしまうジャンルのひとつだ。会田誠といえば現代美術の寵児的な存在なわけだけど、このエッセイは現代美術関係なく単純におもしろかった。著者の持ち味のエロや芸術の話もあるけど、球技に対するコンプレックスの話から教育の話に至るまで色んなテーマにまたがっていて、その全ての目の付けどころが抜群の切れ味だった。「マルクスの奥にエロがあった」が最高に面白くて思い出し笑いをしてしまうレベルで余韻がすごい。今後も著者の別のエッセイを読みたいと心から思った。

2015/07/24

Ai Camo

会田さんの作品を初めてみたときはなにこれなにが言いたいの?とひたすら気持ち悪さ(ごめんなさい)を感じてしまい、山崎ナオコーラさんの男友達を作ろうでは存在と言動が読めず謎の人でした。しかし今回エッセイを読んで色々考えるクレバーな人だけど遊びも沢山ある人でへそ曲がりな自分を演出した変わった人だけど現代美術にとても真面目な人なのでないかと感じました。堂々と子育て失敗中!とか思いきりよく言ってしまうところなどおもしろいエッセイだったけど奥さん辛かろうな~と気の毒にもなりました。

2017/04/30

さいのすけ

作風とマッチしているような、微妙にずれているような、超絶おもしろいエッセイ。一人息子が「困った子・変わった子」なのか「発達障害」なのか、夫婦で考え悩むのだが、すごくリアル。「発達障害」が一般に認識されたがゆえに、すぐ選別されてしまう世の中になっているらしい。著者と両親との関係性なんか、小説にしたら面白そう(でも超遅筆)。最近のエッセイでは、一番おもしろい!いろんなひとに勧めたい!

2010/08/22

少女A

会田誠展行って頭の中がぐるぐるになってた所で本書を猛プッシュされて拝読。文章力ないとかいってるけどセンスと頭の良さしか感じない文章で、ふふふと笑いながらあっという間に読了。作品を見たあとに読んでよかったと思う

2013/04/06

nori

I love his pictures. However, Gods do not give another talent. I expected messages from madness, crazy, trip, etc.

2013/01/18

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