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交渉人・篭城

交渉人・篭城

交渉人・篭城

作家
五十嵐貴久
出版社
幻冬舎
発売日
2010-06-01
ISBN
9784344018464
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交渉人・篭城 / 感想・レビュー

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Satomi

交渉人シリーズ第3弾!!15才の少年に小学生の愛娘を殺害された夫婦が復讐の為に選んだ手段は籠城…。うぅーん、惜しい…。交渉人遠野麻衣子の成長っぷりは感じられたがイマイチ魅力がない…犯人との交渉も同じ内容の繰り返し、一本調子で面白味に欠ける…。少年法、このテーマは難しい。安っぽい感情論で語られる問題ではない。こんな形で復讐を考えざるを得ない夫婦に同情してしまう所も少なからずあるが…。やはり難しい…。

2016/01/01

そのぼん

とある喫茶店で男の立てこもり事件が発生し、警察が捜査していく物語でした。立てこもりをしている男は何故か店の主人であり、彼をそこまで駆り立てたものはなんだったのか・・・といった感じでした。最終的にはかなり予想外の展開が待っていました。

2013/07/24

しーちゃん

近頃はネットのおかげで未成年といえど、犯罪者となれば実名、顔写真、家族構成、家庭環境、あらゆることが暴露される。「拡散希望」なんてね。今のままの少年法が正しいとは思わないけど、少年➕精神疾患となればまた違う対応が必要なのかも。要はケースバイケースで著しい残虐性、擁護の仕様のない犯罪に対して大人と同等に裁かれるべきだと思う。娘を少年に殺害された籠城犯の哀しみは大いに同情するが、娘の生前の描写がほとんどなく、警察との間延びしたやり取りに少々退屈し、交渉人麻衣子にも人間性を感じられなかった。テーマは良いのにね。

2016/04/17

うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)

喫茶店の店主が客を人質に店内に籠城するという事件が発生した。通報してきたのは客を監禁している店主自身。果たしてその目的とは!?交渉人シリーズ第3弾。犯人の要求とその要求をのめない警察との間で妥協点を見つけるべく交渉が続きます。そのやり取りを読者側がどう感じるかによってこの本の評価が変わってくると思います。少年法に関しては私も常々疑問に思っていたので、それを題材としたことは問題提起としても良かったのですが、この結末で良かったのかどうかは難しいところだなと思いました。★★★★

2012/08/04

どんちん

前回はプロファイラー遠野だったが、今回は、石田警視正と思えるくらい交渉人らしい活躍だったな・・・そこまではいかないかw プロファイルももちろん交渉人として必要なスキルだろうが、「交渉人」とタイトルがある限り、犯人とのやりとりがなければ、期待はずれとなってしまう。少年法というネタははまぁありがちかな。籠城というネタはシリーズ1とちょっとカブるので相当ひねってくるかなと期待したが、うーんもう少し!岡部が何か絡んでいるのではと思っていたが、本当にただの脇役であったし、戸井田もすっかり牙を抜かれてしまったなぁw

2013/10/05

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