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ダブル

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作家
深町秋生
出版社
幻冬舎
発売日
2010-09-01
ISBN
9784344018891
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ダブル / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

まるで映画をみているかのような作品でした。要は映画『フェイス・オフ』(懐かしい?)さながらに主人公が姿を変え、自分を裏切った人間に対し復讐する展開ですが、なんせスピード感が素晴らしかったです。他の作品もそうですが、会話は最小限に抑えられ、状況等の描写もとてもスリムなので、ボリュームほど読み始めると気にはならず、どんどん読めてしまいます。悪い意味ではなく、ミステリー色よりはアクション的要素の方が強く、大沢在昌さんなどの作品群がお好きな方はオススメで、深く考えずにスラスラと読めるストレスのない作品でした。

2012/10/14

Natsuki

新型薬物CJをめぐり、マフィア組織・ヤクザ・警察入り乱れての闘い。単純な三つ巴の構図ではないところがいい!マフィア組織から粛清され、弟と元恋人を殺された刈田。神宮への復讐を果たすべく顔も声も変え、警察の犬として神宮ファミリーに潜入する。刈田以外にもそれぞれの組織に潜む裏切り者。その複雑さが否が応でも緊張感を煽り、話の渦に巻き込まれていく。冒頭のシーンが後半に活きてくるところもさすが。凄惨な描写はかなりしんどかったですが、一気に読ませる面白さで読了しました。個人的には美帆が一番可哀想(ノ_・。)

2015/02/11

海猫

複雑な設定にシンプルで力強いアクションで読ませる

2010/10/15

eeko

深町さんの作品で八神瑛子シリーズがおもしろかったので本作を読んでみました。主人公は顔を変え復讐のため組織に潜りこむ佐伯こと刈田だが 自分の中では八神瑛子と似たような組織犯罪対策課の園部佳子に視線が向いた。組織に身を挺して立ち向かう毅然とした姿は同性の目から釘付けになったりした。ん~危険すぎる。。。おもしろかったです(^^♪

2015/09/26

カズ

初めは突起付きにくい感じで読み進んだけども、顔を変えて古巣に戻って,行方知れずになったボスは一体何処に?幹部の証言では、君はすでに会っている、との言葉に、誰?って気になって、気になって、コイツかって思ったけど、まさか、こいつが?!組織に戻り、自分を隠し、復讐する、かつての同僚、親友、見えないボスに、いつ正体がバレるか、緊迫感があって、よかった。でも、ドンパチのシーンが、アメリカって感じだね!今の日本で、こんなことあったら怖いわ!

2010/11/10

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