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聖なる怪物たち

聖なる怪物たち

聖なる怪物たち

作家
河原れん
出版社
幻冬舎
発売日
2011-05-01
ISBN
9784344019812
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聖なる怪物たち / 感想・レビュー

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あつひめ

ドラマを観てから図書館の順番が回ってきた。ドラマの流れるような展開に対して突然事が起こるというか。連結部分をうまく読み切れなかったかなぁと反省しながら感想を書いている。子供を授かるとか命とは何かとか医療現場では見慣れてしまっている部分をもう一度新たな視点で見直す…みたいな叫び?ドラマも原作も違うものとして考えればそれぞれの楽しみ方もあったし。あまりお世話になったことが無い医療現場の裏側の目に見えない茨みたいなものは本当にあるのかなぁと少し怖くなったり。なるべく病気はしたくないな…。病院は…怖いや。

2012/04/12

そのぼん

急患で帝王切開をすることになった妊婦が亡くなった。医療事故なのか、それともー?素性の知れなかった女性が徐々に正体を表し、決して人に知られてはいけない秘密を抱えていたことが明らかになりました。子供を産み育てるということは何かのかを問いかける、そんな作品となっていました。面白かったです。

2012/11/08

銀河

あっという間に話に入り込み、頭の中で疑問点を確認できないまま、読むのをやめられず一気に最後まで。おもしろかった…と思う。出産ミステリー(そんな分野があるのか、いや、ない)としては想定内な結末ではあるのかな。女性陣の気持ちはよくわかる。司馬先生が好きになれない。評判のいい青年医師というだけではなく、…最後の行動は話を引っ掻き回しただけ?きれいな感じのラストでいろいろ考えていらしたが、女に手をあげたことも反省していただきたい。

2012/05/13

ロッキーのパパ

ドラマの予告記事を見て、面白そうなので借りてみた。代理出産や医療崩壊など医療を巡るホットトピックをうまく物語に織り込んでいた。ただ、全体的にさらっとした感じで、圭子の狂気なんかをもうちょっとねちっこく書いてもよかったという気もする。結局ドラマは見なかったけど、Wikipediaで調べたら、原作とかなり設定が変わっていたんだ。

2012/07/11

つーこ

日本社会の問題、医者不足や地方病院の赤字経営や不妊症治療や代理母など、この1冊に詰め込まれていて、すっごく読み応えがあった。スピード感があり、過剰な表現がなく読みやすい文章もあってスイスイ読めた。誰もが自分の守るべき物のために必死に生きていて、その為に侵した罪は誰が責めることができるのか、でも絶対に正しい行いではないし、ほんと考えさせられました。ラストも白黒はっきり付けていないところが、余韻を持たせているしリアルな気がして好ましかった。レビュー少なくてびっくり。みんな、もっと読んであげて!

2012/01/31

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